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ジミー・バトラー、ペイサーズのTJ・ウォーレンとの“因縁”に終止符宣言「今こそ最高のバスケをする時」

NBA Rakuten / 2020年8月17日 9時13分

今年1月の対戦で小競り合いを起こし、バトラーはウォーレンに対して「あいつは負け犬だ」と発言


イースタン・カンファレンス第5シードのマイアミ・ヒートは、プレイオフ1回戦で第4シードのインディアナ・ペイサーズと対戦する。エースのジミー・バトラーは周囲の雑音を一蹴し、チームの勝利のために全力を尽くすことを誓った。

ヒートはシーディングゲームを含めて今季ペイサーズと4回対戦(3勝1敗)。今年1月8日(日本時間9日)の一戦では、第3クォーターにバトラーとペイサーズのTJ・ウォーレンが小競り合いとなり、ウォーレンが中指を立てて退場処分となった。バトラーはコートを去るウォーレンに対して投げキスで挑発し、試合後には「あいつは負け犬だ」と語った。


プレイオフでの対戦が決まり、再び2人に注目が集まっているが、『ESPN』のニック・フリーデル記者によれば、バトラーはウォーレンとの因縁に終止符を打つコメントを残したという。

「俺はバスケットボールをしているだけだ。コートに立って、最高の選手になることを考えている。どんな相手とのマッチアップでも気にしない。もうそれ(因縁)は終わりだ。世間はストーリーを作りたがるけど、俺の仕事はTJ・ウォーレンに対するものじゃなく、インディアナ・ペイサーズに対してだ。マイアミ・ヒートが勝つために全力を尽くすだけ。今こそ最高のバスケットボールをする時だ。チームが勝つためなら、必要なことは何でもする」

レギュラーシーズンでは、新加入のバトラーがリーダーシップを発揮し、バム・アデバヨやケンドリック・ナン、タイラー・ヒーローら若手の台頭をサポート。カンファレンス首位のミルウォーキー・バックス相手に2勝1敗と勝ち越すなど、シーズン44勝(29敗)の成績を残した。同僚のジェイ・クラウダーは、「バトラー主導のチームが勝てるんだと証明したい」と意気込んでいる。

一方ペイサーズのウォーレンもシーディングゲームでキャリアハイの53得点を挙げるなど爆発しており、「バトラー対ウォーレン」はシリーズのキーマッチアップになりそうだ。



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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