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ペイサーズ、マイルズ・ターナーとビクター・オラディポ放出の可能性を米記者指摘「真の優勝候補には不十分」

NBA Rakuten / 2020年8月27日 5時0分

プレイオフ1回戦でヒートにスウィープ負けを喫し、来シーズンに向けたチーム作りの議論が開始


インディアナ・ペイサーズは8月24日(日本時間25日)に行われたマイアミ・ヒートとのプレイオフ1回戦第4戦に敗れ、スウィープ負けでシーズン終了となった。今季を含めて5年連続で勝率5割以上をマークしている一方で、ポストシーズンはいずれも1回戦負け。『Forbes』のシュロモ・スプラング記者は今オフにトレードに動く可能性を指摘している。

レギュラーシーズンで平均18.5得点、12.4リバウンド、5.0アシストを記録しているドマンタス・サボニスを左足底筋膜炎で欠いたペイサーズは、マルコム・ブログドン、TJ・ウォーレンが奮闘したものの、ヒートに及ばずプレイオフ1回戦敗退となった。


すでにペイサーズはネイト・マクミランHC(ヘッドコーチ)との契約延長を発表しており、2020-21シーズンに向けたチーム作りが注目される。そのなかで、スプラング記者は「ロースターを進化させるために、マイルズ・ターナーかビクター・オラディポをトレードする必要があるかもしれない」と触れた。

「ペイサーズは今のNBAで真の優勝候補と見なされるには十分ではない。人々はサボニスとターナーのフロントコートの相性について議論しており、おそらくペイサーズはオフシーズンにターナーのトレードを試みて、TJ・ウォーレンをパワーフォワードで起用するだろう」

ターナーはブロックを武器にペイサーズのゴール下を守ってきたが、サボニスをセンター、TJ・ウォーレンをパワーフォワードにスライドすることでその穴を埋め、トレードに踏み切る可能性があると指摘。さらに、今季故障に苦しんだオラディポの処遇にもスプラング記者は注目している。

「ケビン・プリチャード(バスケットボール運営部門代表)とフロントがブログドンとオラディポのバックコートをどのように見ているのかも興味深い。ブログドンは3年総額6500万ドル(約69億円)の契約が残っているが、オラディポは2020-21シーズンが契約最終年だ。契約延長か、FAで何の見返りもなく退団されるのを避けるべくトレードを試みるのか。いずれにしてもペイサーズは攻撃面で改善が必要だ。大物FAを獲得するための資金に関してもそこまではない。それこそが間違いなくオフシーズンにトレード市場で注目チームとなる理由だ」

総合力で今季カンファレンス4位(45勝28敗)と結果を残したペイサーズだが、もうワンランク上を目指すために、テコ入れを敢行することになるのだろうか。



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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