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ラプターズのカイル・ラウリー、不振で戦犯扱いのパスカル・シアカムを擁護「間違ったことは何もしなかった」

NBA Rakuten / 2020年9月13日 10時25分

セルティックスとのカンファレンス準決勝では平均14.9得点まで成績が落ち込む


昨季王者のトロント・ラプターズは、9月11日(日本時間12日)に行われたボストン・セルティックスとのカンファレンス準決勝第7戦に87-92で敗れた。史上8チーム目の2連覇の夢が潰えたなか、敗因として取り沙汰されているのがパスカル・シアカムの不振だ。

シアカムはシーズン中断前に1試合平均23.6得点、シュート成功率45.9%、3ポイントシュート成功率35.9%を記録していたが、シーズン再開後のシーディングゲームでは1試合平均16.9得点(シュート成功率39.4%、3ポイント成功率35.9%)と大幅に成績を落とし、セルティックスとのカンファレンス準決勝ではさらに1試合平均14.9得点まで落ち込んだ。

『ESPN Stats & Information』調べによれば、シアカムがセルティックスとのシリーズで記録した3ポイント成功率12.5%(32本中4本成功)は、プレイオフの1シリーズで30本以上3ポイントを放った選手の中でNBA史上ワーストの数字だという。

『ESPN』のアンドリュー・ロペス記者は、シアカムが不発に終わったセルティックスとのシリーズを振り返ったコメントを伝えている。

「僕がもっと上手くプレイすべきだったのは明らかだ。この経験から学ばないといけない。準備を整えて試合に臨まないといけなかったが、チームメイトを助けられなかった。たくさんの批判を受け入れるよ」

ただ、かつて自身も「プレイオフに入ると調子を落とす」という批判を受けた経験を持つ同僚のカイル・ラウリーは、シアカムを責めるつもりはまったくないようだ。

「俺もプレイオフで同じようなことを経験したから、彼はいつでも俺に電話したらいい。彼に『お前は間違ったことは何もしなかった』と伝えるだろう。彼はこの経験から学んでいるところだ。こういった経験を通して、彼はあらゆる面で成長する。彼はもっとハングリーになって戻ってきて、相手を圧倒するだろう」

また、ラウリーは批判を浴びた時の対処法についてもシアカムにアドバイスを送っている。

「すべての批判に目を通して、その批判を述べた人々のことを忘れないようにするんだ。そして、それを今後の糧にするんだ」

2019年のMIP(最も飛躍した選手)を受賞し、今年はオールスター初出場を果たした26歳のシアカムは、今回の経験をバネにしてさらに成長するはずだ。



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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