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オールルーキーチーム選出のエリック・パスカルにウォリアーズ指揮官が課題を課す「守備でも貢献できる存在に」

NBA Rakuten / 2020年9月16日 17時0分

オフェンスは高く評価する一方、守備面を課題に挙げる


9月15日(日本時間16日)、NBAは2019-20シーズンにオールルーキーチーム(1stチーム、2ndチーム)を発表した。ザイオン・ウィリアムソン(ニューオーリンズ・ペリカンズ)、ジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)といった大物新人が順当に選出されるなか、ゴールデンステイト・ウォリアーズのエリック・パスカルも1stチーム入りを果たしている。

昨年のドラフト2巡全体41位指名でウォリアーズに加入したパスカルは、今シーズン60試合出場で平均14.0得点、4.6リバウンド、2.1アシストを記録。得点はルーキーの中で4位、リバウンドは6位の成績だった。


パスカルのオールルーキーチーム選出を受け、ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)が電話インタビューで語った内容を『NBC Sports Bay Area』がモンテ・プール記者が伝えている。

「彼は素晴らしいルーキーシーズンを送り、たくさんの良いプレイをした。選手が最も伸びるのは、プロ1年目と2年目にかけての期間だと思っている。何が出来て、何が足りないのか把握できるはずだからね。エリックは豊富なオフェンススキルを私たちに見せてくれた。ただ、これからは守備面でも貢献できる存在にならないといけない」

パスカルの攻撃面を称えつつ、守備を課題に挙げたカーHCだが、PJ・タッカー(ヒューストン・ロケッツ)のようなリーグ屈指のディフェンダーになれると期待を寄せる。

「NBAはフィジカルなリーグで、複数のポジションを守ることが出来ないといけないが、彼にはその能力がある。彼が守備面でPJ・タッカーになれない理由はない。体格も似ているし、自分より大きい相手に対抗できる強さ、そして、ガードについていけるスピードもある」

また、高く評価したオフェンスでは、成功率28.7%に終わった3ポイントシュートの改善を求めた。

「次のステップはコーナーからのシュートだ。もし彼が、より安定した3ポイントシューターになることができれば、より多くの時間コートに立てるだろう」

果たしてパスカルは、指揮官の期待に応えることができるのだろうか。


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