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デル・ハリスがチャック・デイリー生涯功労者賞を受賞「私はコービーの最初のコーチとして知られている」

NBA Rakuten / 2020年10月3日 14時17分

ポイントフォワードやゾーンディフェンス導入のパイオニアとして名を馳せる


NBAは10月2日(日本時間3日)、32年間にわたって指揮官を務めたデル・ハリスが、2020年のチャック・デイリー生涯功労者賞を受賞したことを発表した。

同賞は、バスケットボール殿堂入りを果たした元NBA指揮官の故チャック・デイリーを称えるもので、受賞者は全米バスケットボールコーチ協会により選出される。今年の受賞者となったハリスは、プレイスタイルと戦術においてリーグに最大の革新をもたらした指揮官の1人として高く評価された。

ハリスは、ヒューストン・ロケッツの指揮官を務めていた1970年代と1980年代に“ポイントフォワード”の先駆けとなるプレイスタイルを導入。これは、1990年代に活躍したスコッティ・ピッペン(元シカゴ・ブルズほか)や現役のレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)、ベン・シモンズ(フィラデルフィア・76ers)など、現在でも幅広く応用されている。ほかにもハリスは、”ゾーンディフェンス”や“ストレッチ5”のパイオニアとして知られており、数々の革新を起こしてきた。

10月2日に開催された授賞式でハリスは、アダム・シルバーNBAコミッショナーとコーチ協会会長でダラス・マーベリックスの指揮官であるリック・カーライルに「私は柔軟性があった」と、長期にわたり斬新なプレイスタイルを導入し続けられた理由を伝えている。

また、「指導者生活の中で最も輝かしかった出来事は何か?」と訊かれたハリスは、冗談を交えながらこのようにコメントを残した。

「私はコービー(ブライアント)の最初のコーチ、そしてマジック(ジョンソン)の最後のコーチとして知られている。“スペース・ジャム”にも出演したよ(笑)」

ユーモア溢れるハリスは、現在83歳。2012年に指導者としてのキャリアに終止符を打っている。



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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