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FAのゴラン・ドラギッチ、米有名記者がヒート残留が濃厚と報道

NBA Rakuten / 2020年10月17日 5時0分

NBAファイナル初戦で左足を負傷して不完全燃焼のまま今季を終えたゴラン・ドラギッチは、ヒートとの再契約を望んでいるようだ


NBAファイナル初戦で左足を負傷し、不完全燃焼のまま今季を終えたマイアミ・ヒートのゴラン・ドラギッチ。迎えるオフシーズンでは完全FA(フリーエージェント)となるが、どうやらチームに残留する可能性が高いようだ。

キャリア12年目の今季にようやく自身初のNBAファイナル進出を果たしたドラギッチだったが、シリーズ第1戦の前半に左足の足底筋膜を痛めると、その後4戦連続で欠場。なんとか第6戦で復帰するものの、ベストコンディションからは程遠く、チームも敗れて優勝のチャンスを逃した。

最高の舞台で満足にプレイできなかったドラギッチだが、来季リベンジを果たすべく、ヒートに残留する可能性が高いと見られている。また、今ポストシーズンでジミー・バトラーに次ぐ、チーム2位の平均19.1得点を記録した司令塔との再契約に、チームも前向きだと『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が伝えている。

「ヒートはドラギッチとの再契約を前向きに検討している。ただ、球団の今後の契約に柔軟性を持たせるために、ドラギッチには短期間の契約をオファーすることが予想される。ポストシーズンでの活躍を受けて、複数のチームがドラギッチに興味を持っているが、ヒートとドラギッチは互いに再契約を意識しているようだ」

ヨーロッパでのプレイを経て、2008年にフェニックス・サンズにドラフト2巡目全体45位で指名されてNBAデビューしたドラギッチは、2015年2月にトレードでヒートに加入。サンズ時代には『スティーブ・ナッシュの後継者』と期待され、初めて平均20得点超えを達成した2014年には、前年から最も成長した選手に贈られるMIP賞を受賞した。また、2018年にはオールスターゲームにも出場している。

34歳となった今シーズン、ドラギッチはレギュラーシーズン59試合で平均16.2得点、3.2リバウンド、5.1アシスト、3ポイント成功率36.7%を記録した。



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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