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ペイサーズ、新指揮官にラプターズACのネイト・ビョルクレン氏を招聘「NBA王者を目指すのを楽しみにしている」

NBA Rakuten / 2020年10月21日 9時41分

2018-19シーズンはラプターズでニック・ナースHCの右腕としてフランチャイズ史上初の優勝に貢献


インディアナ・ペイサーズは10月20日(日本時間21日)、新HC(ヘッドコーチ)としてトロント・ラプターズのネイト・ビョルクレンAC(アシスタントコーチ)を招聘したことを発表した。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によれば、契約期間は複数年で合意したという。

今プレイオフ1回戦でマイアミ・ヒートに4連敗を喫し、ペイサーズはネイト・マクミランHCを8月26日(同27日)に解任。ヒューストン・ロケッツを退任したマイク・ダントーニ前HCらが後任候補に挙がっていたが、最終的にビョルクレン氏に落ち着いた。

ビョルクレン氏は2004年から指導者の道を進み、2010-11シーズンにはアイオワ・エナジーのACとしてGリーグ優勝を経験。翌年からの4シーズンは、Gリーグに所属する3チームでHCを務めた。

その後、2015年にNBAの世界に飛び込み、フェニックス・サンズの育成コーディネーター兼ACを2年間担当。2017-18シーズンにスカウトとしてラプターズ入りすると、翌18-19シーズンからACに転身してニック・ナースHCを支え、昨季はフランチャイズ史上初の優勝に貢献した。

ペイサーズのケビン・プリチャード球団代表は、公式サイトを通じて「ネイトを新HCに迎えることができて嬉しい。(選考にあたっては)幅広く、徹底的に調査した。そしてネイトが今のタイミングで我々に適したコーチだと感じて結論に至った。彼には優勝歴があり、革新的で、コミュニケーションスキルと前向きな姿勢は素晴らしい。ペイサーズを前進させるうえで、パートナーとして上手くいくと期待している」と声明を発表した。

また、ビョルクレン新HCも「光栄に思うし、ニック・ナース(ラプターズHC)にも感謝している。この素晴らしいチームと、NBAチャンピオンを目指すのを楽しみにしている」と就任の喜びを語っている。

マルコム・ブログドン、TJ・ウォーレン、マイルズ・ターナー、ビクター・オラディポら実力者が揃う陣容を、NBAの舞台で初めて指揮を執るビョルクレン新HCがどのようにコントロールするのか。新シーズンの一つの見どころになりそうだ。



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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