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ウォリアーズが中国クラブ退団のジェレミー・リン獲得に関心か ステフィン・カリーも元同僚の復帰を歓迎と報道

NBA Rakuten / 2020年10月26日 12時45分

北京ダックスを退団して現在フリーのリン、NBAキャリアをスタートさせたウォリアーズが新天地候補に浮上


ゴールデンステイト・ウォリアーズは、ブラッドリー・ビール(ワシントン・ウィザーズ)やジョエル・エンビード(フィラデルフィア・76ers)のトレード獲得、ドワイト・ハワード(ロサンゼルス・レイカーズ)やマルク・ガソル(トロント・ラプターズ)のFA(フリーエージェント)補強など、様々な噂で今オフを賑わせているチームの一つだ。そのなかで、元NBA選手であるジェレミー・リンにも興味を示していると報じられている。

中国の北京ダックスを退団して、FAとなったリンに関して、バスケットボール記者のジ・レイ氏が中国版SNSでレポート。リンは現在ロサンゼルスで週6回のハードなトレーニングをこなしていると触れつつ、このように綴っている。

「関係者によると、ウォリアーズはジェレミー・リンに明確な関心を示している。カリーはリンのプレイが好きで、ウォリアーズ加入の希望も歓迎している。リンはまだ決断を下していないが、明らかにウォリアーズは重要な選択肢の一つだ」

ウォリアーズの大黒柱であるステフィン・カリーは、2010-11シーズンに同僚だったリンのプレイがお気に入りだという。さらにレイ氏は、リンが今年10月にインスタグラムに投稿した自宅でシュート練習の動画を基に、「シュートのアーチの角度やリズムを変え、よりクイックリリースになっている。“スナップショット”と呼ばれ、ステフィン・カリーに近い撃ち方だ」と分析している。

台湾系アメリカ人のリンは、NBAキャリア9年でウォリアーズ、ニューヨーク・ニックス、ヒューストン・ロケッツ、ロサンゼルス・レイカーズ、シャーロット・ホーネッツ、ブルックリン・ネッツ、アトランタ・ホークス、トロント・ラプターズと計8チームに所属してきた。NBA復帰に際しては、2016年から2年間を過ごした古巣ネッツも、将来的な所属先になる可能性があるという。

「ウォリアーズに加えて、ネッツも新天地候補になるかもしれない。オーナーが(台湾出身の)ジョセフ・ツァイであることは周知の事実だ。彼は中国の要素をチームに取り入れることを望んできた。しかも、ジョセフ・ツァイとリンは非常に良好な関係を築いている」

“リンサニティ”と呼ばれる一大センセーションを巻き起こした男がNBAの舞台に復帰するのか。それが、カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンらタレントを擁するウォリアーズとなれば、いっそう注目度は増しそうだ。



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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