ダリル・モーリー、76ersの新バスケットボール部門代表に就任で意気込み「目標はチャンピオンシップに勝つこと」
NBA Rakuten / 2020年11月3日 10時41分
ロケッツにドック・リバースHCを招聘しようとするも失敗に終わったことも明かす
フィラデルフィア・76ersは11月2日(日本時間3日)、新たにバスケットボール部門代表に就任したダリル・モーリーの会見を行った。
『ESPN』のティム・ボンテンプス記者によると、モーリーは「目標はチャンピオンシップに勝つこと。そのためには何でもやっていく」と意気込んだという。
ただ、同時にモーリーは、ベン・シモンズ、ジョエル・エンビードの2枚看板に変化がないことを強調。そして、10月中旬までヒューストン・ロケッツのGM(ゼネラルマネージャー)を務めていたなかで、当時76ersのドック・リバース新HC(ヘッドコーチ)をロケッツに招聘しようとするも失敗した理由は2人の存在だったと明かした。
「私には24歳、26歳と二人のスター以上の存在である選手がいる。これこそヒューストン時代、ドッグ・リバースと面談できなかった理由だ。リバースはこのメンバーを見て『素晴らしい。ダリル、申し訳ないけど、ヒューストンに行って君と会うことはできない』と言った。そして数週間、私はロケッツでの仕事を終えたんだ」
また、モーリーと言えばロケッツ時代、3ポイントシュートを多く試みるスモールボールのチームを作り上げたことで有名だ。ただ、76ersの場合、3ポイントが苦手な司令塔シモンズの存在などスモールボールとの相性が良いとは言えない。それだけにどんな戦術を目指すのか注目される。
モーリーは「まず言いたいのは、我々がどうプレイするのかはドック次第だ」と、指揮官に委ねていると語った。
「ドッグのようなチャンピオンシップを獲得しているコーチと一緒に仕事ができるのは、このチームに来て興奮する理由の一つだ。NBAで勝つための最善の方法は、勝つために才能を最大限に活用すること。才能を奪って、特定のシステムを叩き込むことではない。ヒューストンでは才能ある選手たちを中心に、最高のチームを作ることを目指した。ただ、ここではドックが私たちの持っている才能を最大限に生かすことになる」
そして、ロケッツ時代には積極的なトレードを行ってきたが、「チームが犯してしまう過ちの一つは、シーズン最初の試合までに完璧なチームを作ろうとすることだ」と、今は現有戦力の見極めをじっくり行う方針と明かした。
今後、76ersがどんなスタイルのチームを作り上げ、そのためにどんな補強を実施するのか。モーリーの手腕には、ロケッツ時代と同じく大きな関心が寄せられる。
(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.
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