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ウォリアーズ、サンズのケリー・ウーブレJr.獲得に興味か トレード例外条項が鍵と米記者予想

NBA Rakuten / 2020年11月4日 5時0分

ウイングポジションの強化を見据えて、サンズで存在感が薄まりつつあるウーブレJr.に白羽の矢


ゴールデンステイト・ウォリアーズは2019-20シーズン、故障者続出でリーグ最下位(15勝50敗)に沈んだ。しかし、来たる新シーズンは開幕からステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンの大黒柱が揃い踏みで、再び優勝戦線に絡んでくると予想されている。

王座復権を目指すウォリアーズにおいて、今オフの補強ポイントとなるのがウイングポジションだ。シュティーングガード、スモールフォワードの両ポジションをこなせ、3ポイントシュート力を備える選手が理想的となる。

『ESPN』のニック・フリーデル記者によれば、そのニーズに合った選手として、ウォリアーズはフェニックス・サンズのケリー・ウーブレJr.をトレードで獲得することに興味を持っているという。

「人々とこの件について話す時、ケリー・ウーブレJr.の名前が挙がってくる。ウォリアーズは彼を獲得できるのか。そのためには、誰を放出しないといけないのか。あと少しで期限は切れるが、彼らはアンドレ・イグダーラを放出した際のトレード例外条項を持っている」

24歳のウーブレJr.は、2019-20シーズンに56試合出場で自己ベストとなる平均18.7得点、6.5リバウンドを記録。エースのデビン・ブッカーに次ぐサンズの得点源として奮闘したが、一方でバブル(隔離地域)でのリーグ再開後の試合には膝の故障で欠場。不在の間にチームはバブルを8戦全勝で終える躍進を遂げており、存在感は薄れている。また、2020-21シーズンが契約最終年であることから、トレードで放出するには最適なタイミングである。

ドラフト全体2位指名権で誰を指名するのか、もしくはトレードダウンを行うのか。今オフにおけるウォリアーズの補強戦線はより楽しみになってくる。



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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