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ニックスが取り組むべきは育成? FA市場の動きを米有名記者が予測「大物スターを獲得するつもりはない」

NBA Rakuten / 2020年11月6日 8時29分

FAやトレードではなく、既存選手とドラフトの若手を育成するべきだとウォジナロウスキー記者は主張


ニューヨーク・ニックスはトム・シボドー新HC(ヘッドコーチ)を迎え、7年連続負け越しの低迷期から脱却を目指す。FA(フリーエージェント)ではフレッド・バンブリード(トロント・ラプターズ)などが獲得候補に挙がっているが、サラリーキャップに約6000万ドル(約62億2000万円)の空きを作ることができると目されるなかで、大物選手の獲得には動かないかもしれない。

『SNY』の番組『The Putback with Ian Begley』に出演した『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者は、「ニックスとマディソンスクエア・ガーデンというバリューだけでは不十分だ」と語り、フランチャイズとしての認識を変えるべきだと訴えた。

「FAが即効性のある解決策になるとは思わない。たしかにフレッド・バンブリートは多くのチームが欲しがっている選手だ。ニックスのニーズを満たすだろうが、トロントから獲得するのは難しいだろう」

ニックスは今年のドラフトで1巡目8位と27位の指名権を保有しており、大型司令塔のラメロ・ボールやケンタッキー大のタイリース・マキシーらをリストアップしているとされる。昨季NBA1年目でレギュラーを張った20歳のRJ・バレットら既存選手を含め、若手の才能を伸ばすことが優先事項だとウォジナロウスキー記者は主張している。

「チームをステップアップさせるうえで、フォーカスすべきは“成長”だ。ニックスはフリーエージェントでビッグスターを獲得するつもりはない。堅実かつ信頼できる基盤が維持できるとプレイヤーに示さずに再建に乗り出せば、ビッグスターを獲得することはできない」

かつて名門と言われたニックスも、近年の低迷でその名声は失われつつある。新シーズンに8年ぶりとなるプレイオフ進出を果たし、強豪復活の足掛かりを掴めるだろうか。



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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