1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

NBAと選手会が労使協定の期限を5回目の延期 11月9日までの合意を目指して交渉を継続

NBA Rakuten / 2020年11月9日 8時15分

11月6日に設定していた交渉期限を9日に伸ばし、サラリーキャップやサラリー・エクスクローの詳細を詰める


NBAとNBPA(NBA選手会)は、労使協定(CBA)合意の期限を11月9日(日本時間10日)に延期した。『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じている。

アダム・シルバーNBAコミッショナーは当初、来年1月以降の新シーズン開幕を示唆していたが、NBA側は5~10億ドル(約520~1030億円)の収益アップ、東京五輪への選手派遣を見込む形で、クリスマス前の開幕と72試合でのシーズン実施を提案。NBA選手会も11月5日(同6日)にこの案を暫定的に承認していた。

NBAとNBA選手会が新シーズンの日程を最終決定するには労使協定の合意が必須だが、シャラニア記者によれば、11月6日(同7日)に設定していた交渉期限を9日(10日)に延期したという。

「NBAとNBPAは労使協定に関する決断の締め切りを月曜日(9日)に延長する。両サイドは問題を終わらせるために引き続き取り組んでいく」

交渉期限の延期は今回で5回目となるが、『NBC Sports』のカート・ヘリン記者は、交渉自体は順調に進んでおり、9日までに合意に至ることが期待されているとレポートしている。

詳細を詰める項目としては主にサラリーキャップ、ラグジュアリータックス(贅沢税)ライン、サラリー・エスクロー(リーグが収益予測を下回った場合に選手の年棒から差し引かれる金額)、新型コロナウイルスのプロトコルなどがある。サラリー・エスクローに関しては2020-21シーズンから2年間、通常の10%から17~18%に引き上げられ、22-23シーズンから元の10%に戻す形で話し合いが進んでいるとされている。

9日までの合意をもって、12月22日開幕の正式決定となるのか、交渉の行方に注目が集まる。



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください