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レイカーズがサージ・イバカの獲得に興味か NBAの某GMが証言「レイカーズが必要とするタイプのビッグマン」

NBA Rakuten / 2020年11月10日 9時0分

デイビスら優勝を果たしたビッグマンの去就が不透明ななかでイバカに白羽の矢


昨季リーグ優勝を果たしたロサンゼルス・レイカーズは、トロント・ラプターズから完全FA(フリーエージェント)となるサージ・イバカの獲得に動く可能性があるという。NBAの某GM(ゼネラルマネージャー)の証言を、『heavy.com』のショーン・デベニー記者が伝えた。

「イバカはまさにレイカーズが必要するタイプのビッグマンだ。レイカーズは以前から彼に興味を持っていた。健康であれば、5番(センター)と4番(パワーフォワード)をこなせる優秀なセカンドユニットメンバーだ。昨シーズンは3ポイントでも信頼できる成績(成功率38.5%)を残した。イバカを獲得するだけの余裕があれば、レイカーズは獲得に動くだろう」

昨季のレイカーズはアンソニー・デイビスを軸に、ドワイト・ハワードとジャベール・マギーのベテランがサポート役を務め、インサイドで対戦相手に脅威を与えた。しかし、今年12月に35歳を迎えるハワードは完全FAで、デイビスとマギーもプレイヤーオプションと去就が不透明。デイビスは残留濃厚と言われるも、チームとしては、優勝メンバーとの再契約を基本線にビッグマンの補強を見据えることになる。

そこで白羽の矢が立ったのがイバカだ。抜群の身体能力を誇るビッグマンは、2011-12シーズンから2年連続でブロック王を獲得し、同シーズンからオールディフェンシブ1stチームにも3年連続で選出。近年は以前ほどのブロック力はないものの、アウトサイドシュートに磨きをかけ、昨季は55試合(うち先発27試合)に出場して自己最多の平均15.4得点、8.2リバウンド、1.4アシスト、シュート成功率51.2%を記録した。

レブロン・ジェームズら高額年俸の選手を抱えるレイカーズは、980万ドル(約10億3000万円)相当のミッドレベル例外条項を使用できるが、1人につぎ込むのではなく、複数の選手に割り当てたいところ。予算的には昨季の年俸が2330万ドル(約24億5000万円)だったイバカの相場には足りない見込みだが、31歳の頼れるベテランを口説き落とせるだろうか。



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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