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完全FAのトリスタン・トンプソン、レイカーズ、クリッパーズ、ラプターズが獲得に関心か

NBA Rakuten / 2020年11月10日 10時50分

トンプソン自身は“生涯キャバリアーズ”を望んでいるが、強豪3チームが獲得に関心


クリーブランド・キャバリアーズのトリスタン・トンプソンは、今オフに完全FA(フリーエージェント)となる。キャリア通算619試合に出場して平均9.4得点、8.7リバウンドを記録するベテランビッグマンに対し、3チームが獲得に興味を示しているという。

キャバリアーズは昨季シーズン途中に、デトロイト・ピストンズからトレードでアンドレ・ドラモンドを獲得。開幕からスタメンを務めていたトンプソンは、ベンチスタートに回った。ドラモンドは新シーズンがプレイヤーオプションのため去就はまだ確定していないが、ケビン・ラブと引き続きインサイドの軸を担うのが基本線で、完全FAのトンプソンが出番を求めて新天地に行く可能性も少なくない。

『Forbes』のエバン・ダマレル記者によれば、NBAキャリア9年のトンプソンに対してロサンゼルス・レイカーズ、ロサンゼルス・クリッパーズ、トロント・ラプターズが関心を持っているという。

レイカーズには、2016年にキャバリアーズの優勝をともに勝ち獲ったレブロン・ジェームズが在籍している。ドワイト・ハワードが完全FA、アンソニー・デイビスとジャベール・マギーがプレイヤーオプションという状況からも、有力候補の一つと言えるかもしれない。センターの層の薄さが課題のクリッパーズ、サージ・イバカとマルク・ガソルが完全FAとなるラプターズのニーズにもトンプソンはマッチしそうだ。

もっとも、ダマレル記者によれば、キャバリアーズ一筋9年のトンプソン自身は再契約を望んでおり、「トンプソンはキャバリアーズでキャリアを終え、中心を担っていく若手の成長をサポートしたいと考えている」ともレポートしている。

トンプソンの処遇、今年のドラフト1巡目5位指名権の活用法を含めて、オフの動向がキャバリアーズ再建の鍵を握りそうだ。



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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