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ウォリアーズOBクリス・マリン、アンドリュー・ウィギンズのトレード案に反対「完璧にフィットする」

NBA Rakuten / 2020年11月17日 5時0分

カリー、トンプソン、グリーンに次ぐ“第4のオプション”で伸び伸びプレイさせるのが理想と主張


ゴールデンステイト・ウォリアーズは2020-21シーズン、リーグ最下位に沈んだ昨季からの巻き返しが期待されている。ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンの大黒柱以外はすべてトレードで放出可能な選手とも言われているなか、殿堂入り選手でフランチャイズOBのクリス・マリンは、アンドリュー・ウィギンズ放出には反対の姿勢だ。

現役時代、ウォリアーズに計13年間在籍し、現在は地元ネットワーク局『NBC Sports Bay Area』で解説者を務めるマリンは、ポッドキャスト番組『Dubs Talk』に出演した際、このように語った。

「ウィギンズよりタレントに優れたウイングを獲得できるのは分からない。彼はまだ若いしね。ただ、彼は活力を取り戻して人々の評価が間違っていると証明するだけでなく、自分自身に対しても証明し、試合を楽しんでプレイしないといけない。ミネソタ時代の彼は楽しんでいるように見えなかった。ステフ、クレイ、ドレイモンドからはプレイする喜びが見える。それは大切なことだと思う」

またマリンは、ウィギンズの課題として「もっと安定感が必要」と分析したうえで、エースではないウォリアーズでの役割は彼に合っていると主張している。

「タレント面で言えば、彼はチームのナンバー1オプションになれる。ただ、彼の性格はより3番手、4番手のものだ。だから彼にとってウォリアーズは完璧にフィットする。彼はこのチームで成長すると思う」

2014年のドラフト全体1位指名であるウィギンズは昨季途中、ミネソタ・ティンバーウルブズからディアンジェロ・ラッセルとの交換トレードでウォリアーズに加入。キャリア通算で平均19.7得点、4.4リバウンドを記録しているが、所属チームを勝利に導けてはおらず評価は決して高くない。

まだ、25歳と若い彼はビッグ3に次ぐ存在としてウォリアーズの助けになるとマリンは考えているが、果たして首脳陣はどんな判断を下すだろうか。



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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