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名手レイ・アレン、ジェームズ・ハーデンのネッツ移籍&“ビッグ3結成”に警鐘「大惨事にもなりうる」

NBA Rakuten / 2020年11月18日 5時0分

デュラント、アービング、ハーデンのビッグ3が誕生すれば相手にとって脅威だが、共存には懸念も生じる


ブルックリン・ネッツは、ジェームズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ)をトレードで獲得する噂が伝えられている。実現すれば、ケビン・デュラント、カイリー・アービングとともにリーグ随一の攻撃的“ビッグ3”が誕生するが、自らもビッグ3を経験している名シューターのレイ・アレンは崩壊の可能性を指摘している。

ハーデンのトレード候補には、昨季までヒューストン・ロケッツでGM(ゼネラルマネージャー)を務めていたダリル・モーリーが新バスケットボール運営部門代表に就任したフィラデルフィア・76ersが挙がっていた。しかし、ここにきてネッツが最有力に急浮上し、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者らは、「ブルックリンでケビン・デュラント、カイリー・アービングと戦うというプランは、ハーデンの心に響いている」と報じていた。

当然、スコアラー3人が共存できるのか懸念が生じるが、2008年にボストン・セルティックスでポール・ピアース、ケビン・ガーネットとのビッグ3で優勝を果たしたアレンは『SiriusXM NBA Radio』に出演した際、それなりの犠牲を払う必要があると見解を述べた。

「彼らが上手くやっていくのは非常に難しいだろう。性格的には素晴らしい選手たちかもしれないが、(ビッグ3結成は)コート上でトラブルや問題を引き起こす可能性がある。それは最終的に、お互いの関係にも影響を及ぼしかねない」

史上8人目の3年連続得点王に輝いたハーデンは、シュート試投数が昨季リーグ3位(22.3本)。アービングも同5位(20.8本)を記録し、右足アキレス腱断裂でシーズンを全休したデュラントも2年目以降は平均25得点を下回ったことがない。シアトル・スーパーソニックス(現オクラホマシティ・サンダー)でエースだったアレンは、セルティックス移籍で少なからず苦しんだことを明かしている。

「2008年の優勝は、私が今までやらなければならなかった最も困難なことだった。シアトルで1試合平均18~19回シュートを打っていたなかで、ボストンでは8~9回のみ。簡単には感覚を掴めなかった。優勝を目指すチームではプレイに責任が伴う。それがハーデンにも必要だ。なぜならカイリー(アービング)がいるからだ。ボールハンドラーとしてともに責任を共有して、チームとして機能させないといけない。犠牲の覚悟があるのなら、優勝を成し遂げても驚くべきことではないかもしれないが、そうでなければ大惨事にもなりうる」

サンダー時代に共闘した経験を持つデュラントとの“再会”に魅力を感じているともされるハーデンだが、果たしてネッツ行きは実現するのだろうか。



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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