ルカ・ドンチッチのカリスマ性を「マジック・ジョンソンに匹敵する」とマーク・キューバンが絶賛

プレイだけでなく性格も含めて評価

ダラス・マーベリックスの名物オーナーとして知られるマーク・キューバン氏は、チームのエースであるルカ・ドンチッチを、ロサンゼルス・レイカーズのレジェンド選手で殿堂入りもしているマジック・ジョンソンと重ね合わせているようだ。

NFLシアトル・シーホークスのクォーターバック、ラッセル・ウィルソンがホストを務める『ESPN』の『Danger Show』にオンライン出演したキューバン氏は、「ドンチッチを誰と比較しているか？」と聞かれた際に、「マジック・ジョンソンだ」と答えた。

「ルカはトップの位置からフロア全体を眺めて、コート上のどこへでもパスを出すことができる。彼は最適なタイミングで的確にパスを出す方法を知っているんだ。そして、彼は勝負所でクラッチプレイを決めることもできるし、誰に対しても、どんな時でも責任を負うことから逃げない。それに、彼は素晴らしいチームメイトであり、楽しい男でもある。ルカは、マジックと同じような明るい笑顔を見せる。彼は、マジックに匹敵するカリスマ性を持っているんだ」

1980年代にレイカーズを5度の優勝に導いたジョンソンは、身長206cmとビッグマン級のサイズを持ちながら、NBA1年目から名門チームの司令塔として活躍。その後も得点、アシスト、リバウンドとなんでもこなす歴代屈指のオールラウンダーとして歴史に名を刻んでいる。ドンチッチはジョンソンほど大きくはないが、身長201cmとポイントガードとしては大柄で、2年目の昨季にはファン投票でオールスターの先発に選出された。

ファンを魅了するドンチッチの鮮やかなアシストやシュートだけでなく、笑顔やカリスマ性にジョンソンとの共通点を見い出したのは、2人のことを良く知るキューバン氏らしい視点と言えるかもしれない。

昨季、平均28.6得点、9.4リバウンド、8.8アシストというシーズン・トリプルダブル級の活躍を見せたドンチッチだが、レジェンド級の活躍を2020-21シーズンも期待したい。

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