1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

セルティックスの英雄KC・ジョーンズが88歳で死去 盟友ビル・ラッセルが追悼「友よ、安らかに眠ってください」

NBA Rakuten / 2020年12月26日 11時14分

1959~66年に前人未到の8連覇を果たし、コーチとしてもNBA制覇を経験


ボストン・セルティックスの8連覇メンバーであるKC・ジョーンズが、12月25日(日本時間26日)に88歳で亡くなった。『AP通信』のジミー・ゴールデン記者が伝えている。

サンフランシスコ大出身のジョーンズは、1956年のドラフト2巡目でセルティックスから指名を受け、兵役を経て58年に入団。ボブ・クージーやビル・シャーマンという実力者がいたため、すぐさまレギュラーに定着したわけではなかったが、持ち前のディフェンスを武器に、1959年から66年まで前人未到の8連覇を達成したメンバーの一員として歴史に名を刻んだ。

キャリア9年間で通算676試合に出場し、平均7.4得点、3.5リバウンド、4.3アシスト。個人タイトルとは無縁だったものの、“縁の下の力持ち”としてチームを支えた。引退後は、1990~92年にセルティックスでヘッドコーチを務め、2度の優勝を果たしている。

近年はアルツハイマー病の治療を受けていたなか、12月25日にコネティカットの介護付き住宅で息を引き取ったという。古巣セルティックスは、球団公式サイトで声明を発表している。

「KC・ジョーンズは、選手とコーチとして計12回のNBAチャンピオン、2回のNCAAチャンピオン、金メダル獲得のオリンピアン、殿堂入り選手としてその名が刻まれています。NBAの歴史において、より多くのチャンピオンリングを持っているのはビル・ラッセルとサム・ジョーンズだけです。ビル・ラッセル、クライド・ラブレット、ジェリー・ルーカス、クイン・バックナー、アービン・“マジック”・ジョンソン、マイケル・ジョーダンと同じく、バスケットボールの“三冠”を達成していて、彼の『25番』は1967年から永久欠番になっています」

「KC・ジョーンズは競争者として、そして紳士としての可能性を示しました。チームメイトの力を引き出し、指導した選手を最大限に活用しました。彼の栄光は優勝チームの一員であることに凝縮されています。セルティックスファミリーは彼の素晴らしいキャリアと人生を祝福すべく、哀悼の意を表します」

また、サンフランシスコ大とセルティックスで同僚だったラッセルも、自身のツイッターで「私の元ルームメイト・チームメイトのKC・ジョーンズが今朝亡くなった連絡を受けました。彼の家族にお悔やみ申し上げます。私たちは60年近く友人でした。これが最後の一緒に映った写真です。友よ、安らかに眠ってください」と綴り、盟友に別れを告げていた。



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください