フリースロー成功率5割台と苦戦するヤニス・アデトクンボ 改善策は「打ち続けること」
NBA Rakuten / 2021年1月19日 7時0分
日本時間16日のマーベリックス戦では、10本中1本しか決められず
ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボは、昨季に2年連続となるMVPを受賞するなど、NBAを代表するスーパースターとして知られている。その類い稀な身体能力とサイズを駆使し、攻守で抜群の存在感を示すアデトクンボだが、唯一の弱点とも言えるのが外角シュートの精度だろう。
キャリア通算成功率28.5%の3ポイントは毎年課題に挙げられているが、今季はフリースローにも苦戦している。12試合を終えた時点でのフリースロー成功率は57.5%と自己ワースト。キャリア通算では71.7%とまずまずの確率で決めているが、今季は完全にタッチを失っている。
それが顕著に現れたのが日本時間1月16日(現地15日)に行われたダラス・マーベリックスとの一戦。この試合でアデトクンボは、放った10本のフリースローのうち1本しか決められず。チームは勝利したものの、その差はわずか3点と危うく戦犯になるところだった。
『Elias Sports』によれば、フリースローを1試合で10本以上放ち、10%以下の成功率に終わった選手はアデトクンボで史上4人目(アンドレ・ドラモンド、アル・ホーフォード、シャキール・オニール)。不名誉なリスト入りをしたアデトクンボだが、精度を改善するためには「打ち続ける」ことが重要だと語った。
「単純に打ち続けること。それだけだ。打てば打つほど上手くなる。秘策はない。フリースローラインでは無心になっている。中には考え過ぎてしまう選手もいるかもしれない。僕はただ単に、しっかりとしたテクニックでシュートを高く放つことを心掛けている。大抵ミスするときは短いからね」
マーベリックとの試合後には、コート上で居残りのフリースロー練習に励んだアデトクンボ。マイク・ブーデンホルザーHC(ヘッドコーチ)も、改善に取り組んでいるエースを信頼しているようだ。
「ひたすらフリースローラインで練習していくしかない。時間をかけて自信をつけるんだ」
アデトクンボの出来がチームの勝敗に直結するだけに、3ポイントを含めた課題を今後克服できるかはバックスの注目点となる。
イースト首位(9勝4敗)に立つバックスは、19日(同18日)に次戦ブルックリン・ネッツと対戦する。
(C)2021 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.
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