ネッツのナッシュHC、新生ビッグ3のデビュー戦を落とすも「まだ成長過程」
NBA Rakuten / 2021年1月22日 12時0分
デュラントは「オフェンスでやりたいことがやれた」と第4クォーターでのプレイに手応え
日本時間1月21日(現地20日)に行われたブルックリン・ネッツ対クリーブランド・キャバリアーズの一戦は、2度の延長戦の末に147-135でキャバリアーズが勝利を飾った。
ネッツはカイリー・アービングが復帰し、ケビン・デュラント、ジェームズ・ハーデンとの新生ビッグ3がデビュー。3人で合計96得点(デュラント:38得点、アービング:37得点、ハーデン:21得点)とそれぞれ持ち味を発揮するも、キャバリアーズに20本もの3ポイントを許すなど守備に課題を残した。
期待された結果を残せなかったネッツだが、スティーブ・ナッシュHC(ヘッドコーチ)は「今日は(3人)全員が揃った初めての試合」と、まだチームとして完成していないと説明。試合後に指揮官が語ったコメントを、『Brooklynnets.com』のトム・ダウド記者が紹介している。
「時々プレイで迷う場面もあったね。だけど初めて一緒にプレイするのだから、それは自然なこと。守備の改善が必要なのは間違いない。だけど私は前を向いている。チームは成長過程にあって、これはシーズン通して時間がかかるもの。もちろん結果には満足していない。成長の余地は多くあるが、チャンスもまた多くある」
12リバウンド、8アシストと得点以外でも活躍したデュラントは、35-26と追い上げを見せた試合の第4クォーターにおけるプレイに手応えを感じたようだ。
「スペースをより広げてプレイした。キャバリアーズは1対1で守るようになり、自分らはオフェンスでやりたいことがやれ、守備では何度も相手の攻撃をストップした。スイッチして得点を許さず、リバウンドを取って走る。第4クォーターは、自分たちがやりたいと思っていた形に近かったね」
試合には敗れたものの、多くの収穫も得たネッツ。チームとして機能したとき、ビッグ3はどのようなプレイを見せてくれるのか。今後もネッツから目が離せない。
ネッツは23日(同22日)にキャバリアーズと再び対戦する。
(C)2021 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.
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