FIBAアメリカップ予選に臨むアイザイア・トーマスがNBA復帰に意欲「ゴールは早くNBAでプレイすること」
NBA Rakuten / 2021年2月18日 11時20分
NBAでプレイしたのは2020年2月が最後
昨季途中までワシントン・ウィザーズに所属したアイザイア・トーマスは、昨年2月にトレードされた先のロサンゼルス・クリッパーズからウェイブされた以降NBAチームと契約を結べていない。そんななかトーマスは、今週末に開催されるFIBAアメリカップ予選2試合にアメリカ代表の一員として参戦する。
NBAでのプレイからは1年離れているが、再びその舞台に舞い戻ることを目指す32歳の元オールスターガードが、今予選をそのきっかけにするべく意気込みを語った。『AP通信』のティム・レイノルズ記者が、そのコメントを伝えている。
「最大のゴールは可能な限り早くNBAでプレイすること。母国を代表するのを誇らしく思うのと同時に、今予選で他のプロたちと戦うことで、自分が健康体であり、自分らしいプレイができるということをNBAチームに披露したい」
すでに2022年のアメリカップの出場権を手にしているアメリカ代表にとって、日本時間2月20日(現地19日)のバハマ戦と22日(同21日)のメキシコ戦は大きな意味はない。チーム自体もNBAチームに所属していないフリーエージェント選手が主体となるが、トーマスにとっては重要な2試合となる。
トーマスは「スキルは失っていない。これまでは怪我が問題だったが、今は100%の状態」と自信を示しているが、ともに代表に参加する39歳のジョー・ジョンソン(元アトランタ・ホークスほか)も「調子は良さそう。ピック&ロールでは止められないんじゃないかな」とトーマスの調子の良さを語っている。
2011年のドラフト2巡目全体60位でNBA入りしたトーマスは、NBAで通算525試合(361先発)に出場し、平均18.1得点、2.5リバウンド、5.0アシストを記録。ボストン・セルティックスに在籍時の2016年と2017年にはオールスターにも選出されている。しかし、2017年のプレイオフで負った股関節の怪我の影響で、それ以降は本来の実力を発揮できていなかった。
NBA復帰を期すトーマスが、果たしてチャンスを活かせるのか注目となる。
(C)2021 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.
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