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老獪なベテランから新進気鋭の若手まで、巧みに操ったクリス・ポール【NBAオールスター2013】

NBA Rakuten / 2021年3月6日 11時0分

2013年のNBAオールスターをプレイバック


テキサス州ヒューストンで開催された2013年のNBAオールスターは、現在ベテランとしてリーグを牽引するスターたちのフレッシュな姿を堪能できる貴重な大会だ。

4度目の出場だったケビン・デュラント(ウェスト/当時サンダー)は史上初の3年連続30点を達成し、ともに3度目の出場だったブレイク・グリフィン(ウェスト/当時クリッパーズ)とラッセル・ウェストブルック(ウェスト/当時サンダー)は持ち前の身体能力を活かしてダンクを量産。初出場のジェームズ・ハーデン(当時ロケッツ)はウェストの控えでは最多となる15点をマークした。

ほかにも、2日前にライジングスターズ・チャレンジに出場したばかりのカイリー・アービング(イースト/当時キャバリアーズ)は持ち前のハンドリングを存分に披露し、ポール・ジョージ(イースト/当時ペイサーズ)はわずか20分で17点を荒稼ぎ。2人とも初出場とは思えぬ存在感を見せつけた。

もちろん、ベテラン勢も黙ってはいない。この試合、最大の見せ場を作ったのはコービー・ブライアント(ウェスト/当時レイカーズ)とレブロン・ジェームズ(イースト/当時ヒート)で、その瞬間は第4クォーターに訪れた。試合残り3分以降、コービーは2度もレブロンのシュートをブロック。チームに勝利を呼び込むビッグプレイに、多くのファンが興奮した。

そんな見どころ満載の試合で、最も輝きを放っていたのがクリス・ポール(ウェスト/当時クリッパーズ)である。スターが勢揃いする大舞台を意のままにコントロールし、20点、15アシストを記録。最終クォーターだけで9点、2アシストをマークして、追いすがるイーストを突き放した。試合後、レブロンも「クリス・ポールこそリーグNo.1のPG」と大絶賛する活躍だった。

現在、若手の多いフェニックス・サンズをウェスト上位に導く原動力となっているポール。もし今のポールしか知らないファンも、この一戦を観れば以前から高いバスケットボールIQとリーダーシップによってチームを押し上げる司令塔であったことがよく分かるはずだ。



(C)2021 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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