最新のパワーランキングでネッツがトップに浮上 レイカーズはトップ5漏れ

シーズン後半戦は日本時間3月11日からスタート

NBAはオールスターが無事終わり、日本時間3月11日（現地10日）からレギュラーシーズンが再開する。

プレイオフやプレイイン・トーナメントに向けた各チームの戦いがフォーカスされることになるシーズン後半戦を前に、『NBA.com』のジョン・シューマン記者は全30チームを格付けする最新のパワーランキングを発表した。

同ランキングのトップに君臨したのは、ブルックリン・ネッツだ。オールスター休暇前の11試合で10勝と絶好調で、シューマン記者は守備をその要因として主張している。現在ネッツはディフェンシブ・レイティングでリーグワースト4位の数字を残しているが、同期間中に限ればリーグ16位と大幅に改善が見られた。また、勝率5割以上の相手に対し、13勝2敗と大きく勝ち越していることも評価された。

ネッツに次いで2位となったのは、1月29日（同28日）以降16勝3敗と勝ち星を重ねるフェニックス・サンズ。リーグで2チームしかいないオフェンスとディフェンス両方のレイティングでトップ10入りするなど攻守のバランスが良く、また、2桁リードを奪われた試合がリーグ最少（11試合）と試合巧者ぶりが目立ったとしている。

現在リーグトップの戦績（27勝9敗）を残すユタ・ジャズは3位にランクしている。1月9日（同8日）から2月25日（同24日）にかけて22勝2敗と怒涛の快進撃を見せたジャズだが、オールスター直前の4試合では1勝3敗と勢いが減速した。シューマン記者は同期間において自慢の守備が機能していなかったと指摘。また、最近喫した4敗はいずれも試合残り5分の時点で5点差以内だったが、クラッチシチュエーションの36ポゼッションで31得点しか挙げられなかったと勝負弱さが散見されたとした。

ジャズ以降は、イースト首位のフィラデルフィア・76ers（4位）と4連勝と上向き調子のデンバー・ナゲッツ（5位）がトップ5にランクイン。昨季王者のロサンゼルス・レイカーズは、アンソニー・デイビス（右ふくらはぎ）の離脱以降調子を落としたこともあり6位となった。なお、渡邊雄太が所属するトロント・ラプターズは18位、八村塁のワシントン・ウィザーズはその次点の19位となっている。

シーズン後半戦に向けてシューマン記者が展開した1位〜30位までのランキングは以下の通り。

1位：ブルックリン・ネッツ（24勝13敗）
2位：フェニックス・サンズ（24勝11敗）
3位：ユタ・ジャズ（27勝9敗）
4位：フィラデルフィア・76ers（24勝12敗）
5位：デンバー・ナゲッツ （21勝15敗）
6位：ロサンゼルス・レイカーズ（24勝13敗）
7位：ミルウォーキー・バックス（22勝14敗）
8位：ロサンゼルス・クリッパーズ（24勝14敗）
9位：ダラス・マーベリックス（18勝16敗）
10位：ポートランド・トレイルブレイザーズ（21勝14敗）
11位：ボストン・セルティックス（19勝17敗）
12位：サンアントニオ・スパーズ（18勝14敗）
13位：マイアミ・ヒート（18勝18敗）
14位：ゴールデンステイト・ウォリアーズ（19勝18敗）
15位：ニューヨーク・ニックス（19勝18敗）
16位：メンフィス・グリズリーズ（16勝16敗）
17位：シャーロット・ホーネッツ（17勝18敗）
18位：トロント・ラプターズ（17勝19敗）
19位：ワシントン・ウィザーズ（14勝20敗）
20位：アトランタ・ホークス（16勝20敗）
21位：シカゴ・ブルズ（16勝18敗）
22位：ニューオーリンズ・ペリカンズ（15勝21敗）
23位：オクラホマシティ・サンダー（15勝21敗）
24位：インディアナ・ペイサーズ（16勝19敗）
25位：サクラメント・キングス（14勝22敗）
26位：デトロイト・ピストンズ（10勝26敗）
27位：クリーブランド・キャバリアーズ（14勝22敗）
28位：オーランド・マジック（13勝23敗）
29位：ヒューストン・ロケッツ（11勝21敗）
30位：ミネソタ・ティンバーウルブズ（7勝29敗）

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