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一流シューターの証「50-40-90」を達成する可能性がある10人を米記者が選出

NBA Rakuten / 2021年3月10日 14時50分

過去に達成したのはわずか8人


NBAではトップ選手を象徴する記録として「50-40-90」というものがある。フィールゴール(FG)成功率50%以上、3ポイント成功率40%以上、フリースロー(FT)成功率90%以上を同一シーズンで達成したものにのみ、その称号は与えられるのだ。

これまでに50-40-90を達成したのは、ラリー・バード(元ボストン・セルティックス)、スティーブ・ナッシュ(元フェニックス・サンズほか/現ブルックリン・ネッツHC)、マーク・プライス(元クリーブランド・キャバリアーズほか)、レジー・ミラー(元インディアナ・ペイサーズ)、ダーク・ノビツキー(元ダラス・マーベリックス)、ケビン・デュラント(ネッツ)、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、マルコム・ブログドン(ペイサーズ)とリーグ史上8人しかいない。

達成するのが非常に困難な50-40-90だが、今季、上記8名と同じリスト入りする可能性がある10人を、『NBA.com』のマイケル・C・ライト記者がピックアップしている。

■クリス・ミドルトン(ミルウォーキー・バックス)
・FG成功率49.5%、3ポイント成功率43.2%、FT成功率88.4%
安定感のあるイメージ通り、オールスター直前の4試合中3試合で20得点超えを達成したが、その間のFG成功率は47.8%だった。今季はオールスターに選ばれなかったが、過去2度の選出を誇るミドルトンは、シーズン平均20.6得点、6.1リバウンド、自己ベストの5.7アシストを記録している。

■ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)
・FG成功率56.7%、3ポイント成功率41.8%、FT成功率88.1%
シーズンMVP候補にも挙がる活躍を披露するヨキッチは、平均得点(27.1)、リバウンド(11.0)、アシスト(8.6)、スティール(1.6)でキャリアハイの数字を残しており、FG成功率も過去最高だ。また、欠場者の多さに悩まされたナゲッツにおいて唯一休みなく試合に出続けている。

■クリス・ポール(フェニックス・サンズ)
・FG成功率48.6%、3ポイント成功率39.1%、FT成功率95.4%
サンズを輝かせるエンジンのポールは、マジック・ジョンソン(元ロサンゼルス・レイカーズ)を抜いてオールスターゲームの通算アシストリーダー(128)となった。ポールにとってサンズを11年ぶりのプレイオフに導くことが最優先のタスクで、個人成績は二の次だろう。

■ポール・ジョージ(ロサンゼルス・クリッパーズ)
・FG成功率49.9%、3ポイント成功率45.0%、FT成功率88.8%
オールスターでデイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)に関する過去の発言を撤回し、歩み寄ることができたのはよかった。最初の38試合で+17.5というネットレイティングを2人で記録した、カワイ・レナードとのプレイにシーズン後半戦は注目したい。

■ブランドン・イングラム(ニューオーリンズ・ペリカンズ)
・FG成功率47.2%、3ポイント成功率37.9%、FT成功率88.6%
3項目全てで目標成功率を下回っているが、直近5試合で4敗しているペリカンズを復調させるためにも、よりアグレッシブになるかもしれない。過去5試合では、16本中6本の3ポイントを成功している。

■カイリー・アービング(ブルックリン・ネッツ)
・FG成功率51.0%、3ポイント成功率41.1%、FT成功率88.7%
オールスター直前の11試合で10勝を挙げたネッツを牽引した。平均27.2得点とFG成功率はキャリアハイ。3ポイント成功率も自己ベスト(41.5%)に迫っている。

■カワイ・レナード(ロサンゼルス・クリッパーズ)
・FG成功率51.1%、3ポイント成功率38.7%、FT成功率87.3%
クリッパーズのストッパーとゴー・トゥ・ガイを兼務する。25.9%というユーセージ率(チームのオフェンス機会においてその選手が使われた割合)は、サンアントニオ・スパーズ時代の2015-16シーズン以降では最低の数字となっている。

■ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)
・FG成功率47.8%、3ポイント成功率41.1%、FT成功率93.4%
オールスターでは3ポイントコンテストで優勝し、同イベントで複数回優勝を果たした史上7人目の選手となった。シーズン前半戦は、MVPを受賞した2015-16シーズンに次ぐ、キャリア2番目に高い平均得点(29.7)をマークした。

■トバイアス・ハリス(フィラデルフィア・76ers)
・FG成功率51.3%、3ポイント成功率40.2%、FT成功率88.7%
FG成功率とFT成功率は自己ベスト。3ポイント成功率も直近3シーズンで最高だ。ひざの怪我によりオールスター前の3試合中2試合を欠場したが、休暇明けの後半戦は万全の状態で臨めるだろう。

■ノーマン・パウエル(トロント・ラプターズ)
・FG成功率48.8%、3ポイント成功率43.8%、FT成功率89.9%
日本時間1月23日(現地22日)から先発となり、3ポイントとFTで自己最高の成績を残している。先発転向以降はチームトップの平均得点(23.1)をマークしており、今季終了後にプレイヤーオプションを破棄すれば高額契約を手にできるかもしれない。



(C)2021 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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