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ウォリアーズがトレードで狙うべき選手をインサイダーが5人選出

NBA Rakuten / 2021年3月17日 10時36分

ボブ・マイヤーズGMもトレードに積極的な姿勢を示す


ゴールデンステイト・ウォリアーズは今季20勝20敗の成績でウェスト9位に位置している。現時点ではプレイイン・トーナメントの出場圏内だが、チームは上位進出を諦めていない。日本時間3月26日(現地25日)に設定されたトレード期限前に、チームが積極的に他チームと交渉するとボブ・マイヤーズGM(ゼネラルマネージャー)も認めている。

この状況を踏まえ、ウォリアーズのインサイダーである『NBC Sports』のモンテ・プール記者が、ウォリアーズが狙う可能性がある5人の選手をピックアップして以下のように紹介している。

■ブラッドリー・ビール(ワシントン・ウィザーズ)
ビール自身が一つのチームでキャリアを終えたい語り、チームも放出しない意思を示しているが噂は消えていない。

優秀なスコアラーであるがゆえに、他チームは関心を示しているが、守備は期待できない。もしウォリアーズがオフェンスを重視するのであれば、ビールは夢のような補強だ。

もしディフェンスに妥協しないなら、リーチの長さがあるケリー・ウーブレイJr.とアンドリュー・ウィギンズを、サイズの小さいウイングのために放出することはないだろう。

■ポール・ミルサップ(デンバー・ナゲッツ)
4度のオールスター選出を誇る36歳は、ナゲッツで価値のあるロールプレイヤーになった。

ウォリアーズはフィジカルで頼れるベテランを欠いており、彼のような経験とスキルを兼備する存在のチームのためになる。リバウンドが取れ、ディフェンダーとしても優秀。また、パサーとしても機能し、3ポイントも4割前後の成功率が期待できる。

ナゲッツではまだ先発として起用されるが、マイケル・ポーターJr.の台頭、ジャマイカル・グリーンの活躍で出場時間は不安定となっている。

■ビクター・オラディポ(ヒューストン・ロケッツ)
現在ウォリアーズにはステフィン・カリーとドレイモンド・グリーン以外に、実績のあるクリエイターがいない。

オラディポは優れたスキルを持つコンボガードで、ビールよりもディフェンダーとして優秀だ。ロケッツの契約延長のオファーを断ったとされ、移籍を求めていると見られている。ロケッツも今後トレードに動き出すかもしれない。

もしそうなった場合は、今季終了後にオラディポはフリーエージェントになるが、ウォリアーズも耳を傾けるだろう。

■JJ・レディック(ニューオーリンズ・ペリカンズ)
ベンチにはシューター役が何人かいるが、リーグ史上最高のシューターの1人とされるレディックほどのレベルの選手はいない。

昨季3ポイント成功率45.3%を記録するも、今季は36.4%と不調で出場時間も減っている。それでも36歳のレディックは部分的な出場で、ビッグショットを決めることができる。スクリーンを使うことにも長けるため、ウォリアーズに馴染むのもの問題ないだろう。かかとの怪我で現在戦線を離れているが、今月末には復帰する見込みだ。

■トリスタン・トンプソン(ボストン・セルティックス)
セルティックスとは相性が悪いように見える。過去にはグリーンと言い争うこともあったが、それはウーブレイJr.も同じで問題はない。ミルサップのようなオールラウンドなスキルはないが、インサイドでは存在感を発揮するはずだ。

セルティックスはここまで期待を下回るシーズンを過ごしており、トンプソンを放出することを考慮しているという報道もある。トンプソンは他のチームであれば重宝される可能性があり、ウォリアーズには彼のようなリバウンダーがいない。



(C)2021 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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