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オールスター後初のMVPレース予想、ニコラ・ヨキッチが1位浮上 ジョエル・エンビード離脱で混戦模様が加速

NBA Rakuten / 2021年3月20日 12時8分

英雄ムトンボを抜いてフランチャイズのダブルダブル記録を更新したヨキッチが1位浮上


NBAはオールスター後の第1週を終え、2週目に突入している。『NBA.com』のマイケル・C・ライト記者は、後半戦初となるMVP候補ランキングを実施。デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチが1位に浮上した。

前回1位だったフィラデルフィア・76ers(以下、シクサーズ)のジョエル・エンビードは、再開初戦となった日本時間3月13日(現地12日)のワシントン・ウィザーズ戦で左膝を負傷。膝の骨挫傷により最低2週間の欠場と診断され、当該期間に1試合しか出場していないため、5位に後退した。

シクサーズのドック・リバースHC(ヘッドコーチ)は、「彼は多くの人が思ったほど悪い状態でなかったことを喜んでいた。(手術は必要なく)リハビリだけを行えばいいと分かったので、我々は持っているプランを進めている」と、長期離脱にならないことを示唆している。ただ、エンビードが今後さらに7試合を欠場すると、全72試合のうち最大55試合の出場(出場率76.4%)で終了。1978年のビル・ウォルトンを除き、出場率80%未満でMVPに輝いた選手がいないのは、エンビードの置かれた状況の難しさを物語っている。

逆に、トップに立ったのが同じセンターのヨキッチだ。3月18日(同17日)のシャーロット・ホーネッツ戦で今季10回目のトリプルダブルを達成。今季40試合中リーグトップの36試合でダブルダブルを記録し、ディケンベ・ムトンボを抜いてフランチャイズ記録(228回)を更新した。平均得点(26.9)、リバウンド(11.1)、アシスト(8.6)と主要3部門でキャリアハイペース。チームとともに勢いを維持できるかが鍵になりそうだ。

2位には、4位から浮上したポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードがランクイン。3月17日(同16日)のニューオーリンズ・ペリカンズ戦では自身12回目の50得点を挙げ、第4クォーターに一時17点ビハインドを負った状況から逆転勝利を飾る立役者となった。ライト記者は、「人々はデイムタイムが本物であることにようやく気づくだろう」と綴っている。

そのほかでは、オールスター明けから3試合連続でトリプルダブルを達成したミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボが、圏外の7位から3位へ浮上。ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは、36歳で2日連続トリプルダブルという最年長記録を打ち立て、通算出場試合数(1305)で歴代20位に上がるなど奮闘しているが、一つ順位を落として4位となった。



(C)2021 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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