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ラッセル・ウェストブルック、右足首負傷で練習回避 プレイオフ1回戦第3戦の出場は当日朝の状態を見て判断か

NBA Rakuten / 2021年5月29日 10時6分

第2戦で右足首を負傷 ロッカールームに下がる際にはポップコーンを振りかけられる事件にも遭遇


ワシントン・ウィザーズのラッセル・ウェストブルックは、右足首の負傷により日本時間5月30日(現地29日)に行われるフィラデルフィア・76ers(以下、シクサーズ)とのプレイオフ1回戦第3戦の出場が不透明のようだ。『ESPN』のブライアン・ウィンドホースト記者が伝えている。

プレイイン・トーナメントでプレイオフ第8シードを獲得したウィザーズは、1回戦でシクサーズと対戦。ビールが2試合連続で33得点を挙げるも、2連敗と苦しいスタートとなった。

そのなかで、ウェストブルックは速攻で相手選手の足を踏んでしまい、右足首を負傷。第4クォーター残り10分28秒にロッカールームに下がり、そのままコートに戻ってこなかった。試合序盤、ウェストブルックはシクサーズのベン・シモンズを守備した際にも同じ右足首を捻っていた。

ウィンドホースト記者によれば、ウェストブルックは29日(同28日)のチーム練習に参加しなかったという。「Out(欠場)」「Doubtful(疑わしい)」「Questionable(不確か)」「Probable(出場の可能性あり)」「Available(出場)」と5段階あるステータスの中で、出場率50%程度とされる「Questionable」の状態。スコット・ブルックスHC(ヘッドコーチ)は、試合当日の朝に足首の状態を確認する意向を示している。

ウェストブルックはロッカールームに戻る際に、通路上の2階席からポップコーンを振りかけられる事件にも見舞われた。この件について、アダム・シルバーNBAコミッショナーは『NBC Sports Washington』のインタビューで、「私はリアルタイムでそれが起こるのを見た。あのような行為は許されない。アリーナへは出禁になるだろう。さらに行為がエスカレートすれば、刑事訴追される可能性がある。アリーナに多くの人々が集まったのは久々で、人々は少し警戒を緩めたかもしれない」と警鐘を鳴らしている。

右足首、そしてメンタルも含めて、ウェストブルックの状態が気にかかるところだ。



(C)2021 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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