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ジャズのドノバン・ミッチェルは「出世を続ける戦士」 成長を支える競争力と闘争心

NBA Rakuten / 2021年7月23日 10時21分

4年目の今季はキャリアハイの平均26.4得点を叩き出し、オールスターにも2年連続出場


ユタ・ジャズのドノバン・ミッチェルは2年連続でオールスター出場を果たすなど、名実ともにフランチャイズのエースに成長した。公式サイトの『utahjazz.com』も「ドノバン・ミッチェルは4年目も出世を続けている」と取り上げている。

2017年のNBAドラフト1巡目13位でデンバー・ナゲッツに指名されたミッチェルは、トレードでジャズへ移籍。ルーキーイヤーからいきなり平均20.5得点を叩き出すと、23.8得点→24.0得点→26.4得点と成績を伸ばし、エースに上り詰めた。

今季は日本時間3月17日(現地16日)のボストン・セルティックス戦でフランチャイズ史上最速となる262試合で通算6000得点を達成。オールスター後の平均29.6得点はステフィン・カリー(34.9得点/ゴールデンステイト・ウォリアーズ)に次ぐ数字で、シーズンを通しても3ポイント成功率38.6%、エフェクティブ・フィールドゴール・パーセンテージ(EFG%)52.0%とキャリアハイをマークした。

ミッチェルは4月17日(同16日)に行われたインディアナ・ペイサーズ戦で右足首を捻挫。レギュラーシーズンのラスト16試合を欠場したなか、メンフィス・グリズリーズとのプレイオフ1回戦第2戦で復帰し、25得点を挙げて勝利に貢献した。クイン・スナイダーHC(ヘッドコーチ)は、「彼は正しいプレイをした。彼が戻ることで私たちのチームは間違いなく変える」とミッチェルを評価していた。

最終的にミッチェルは怪我を抱えながら、プレイオフ10試合で平均32.3得点、4.2リバウンド、5.5アシストを記録。チームはカンファレンス準決勝でロサンゼルス・クリッパーズに敗れてしまったが、ルディ・ゴベアと並ぶ大黒柱として意地を見せた。

「彼はウォリアー(戦士)だ。競争力と、痛みを堪えてでもプレイしたいという意欲を備えたユニークな選手だ」

スナイダーHCが全幅の信頼を寄せるように、ミッチェルが5年目となる来たる新シーズンも成長曲線を描き続けるのか、楽しみだ。



(C)2021 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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