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【今週のクラシックゲーム】Vol.3 ビンス・カーター(元トロント・ラプターズほか)

NBA Rakuten / 2021年8月19日 15時0分

キャリア22年のビンス・カーターがNBA史に残した名場面は?


「NBA Rakuten」では8月から9月中旬まで、毎週末にNBAレジェンドをフィーチャーしたクラシックゲームを配信する。今週末にフィーチャーするのは、“エア・カナダ”の異名を取り、マイケル・ジョーダンを彷彿させる跳躍力と滞空力で2000年代のNBAを席巻した、ビンス・カーター(元トロント・ラプターズほか)の名勝負だ。

2000年のスラムダンク・コンテストで圧巻の優勝を果たしたカーターは、一躍スターダムへ。“バスケ不毛の地”とも言われたカナダに熱狂を巻き起こし、ニュージャージー・ネッツ(現ブルックリン・ネッツ)でもエースとして君臨した。その後オーランド・マジック、フェニックス・サンズ、ダラス・マーベリックス、メンフィス・グリズリーズ、サクラメント・キングス、アトランタ・ホークスと渡り歩いたが、ロールプレイヤーの役割を厭わず、チームの勝利を追い求める姿は多くのファンの感動を呼んだ。

“超人”カーターの22年のキャリアを振り返るにあたり、NBA史に残る“名場面”が生まれた伝説の2試合を紹介する。


名実ともに得点マシンとして覚醒 2000年レギュラーシーズン ラプターズ対サンズ



2年目の1999-2000シーズン、カーターはリーグ4位の平均25.7得点を挙げ、リーグを代表するスコアラーに上り詰めたが、その代表的なゲームの一つがレギュラーシーズンのサンズ戦だ。

それまでカーターはキャリアハイが47得点だったが、この日は面白いように得点を重ねる。フィールドゴール17/32、3ポイント成功4本、フリースロー全13本成功で51得点。第4クォーター残り47.5秒、ダブルチームをかわしてのドライビングレイアップを沈め、アレン・アイバーソンとクリフォード・ロビンソンの50得点を上回るシーズン最多得点をマークした。

「51得点を挙げるのは気分がいいけど、正直実感が湧かないよ」と語ったカーターは、ほかにも9リバウンド、3スティールを記録し、オールラウンダーぶりも発揮した一戦だった。


劇的な“ブザービーター・3ポイント” 2014年プレイオフ カンファレンス1回戦第3戦 マーベリックス対スパーズ



ウェストの第8シードでプレイオフに進んだマーベリックスは、敵地での第2戦を113-92で制し、シリーズ1勝1敗でホームに戻る。

マーベリックスは第1クォーターにリードを許したが、続く第2クォーターに32-20と猛攻を見せて逆転。それでも、スパーズはティム・ダンカンが22得点、トニー・パーカーは19得点、マヌ・ジノビリが12得点を挙げて食らいつく。

試合は第4クォーター残り1.7秒で106-108とマブズはビハインド。絶体絶命のピンチだったが、途中出場のカーターはスクリーンを使って左コーナーでスローインを受けると、ブロックに飛ぶジノビリをかわし、3ポイントシュートを放つ――。劇的ヒーローとして、“ビンス・カーター”の名前が刻まれた一戦だ。



(C)2021 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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