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レブロン・ジェームズへの投票はゼロ 『ESPN』がスカウトやエグゼクティブにアンケートを実施

NBA Rakuten / 2021年8月20日 9時29分

来季の優勝予想や移籍の評価についてのアンケートも


『ESPN』がNBAのスカウトやエグゼクティブ計10人を対象にアンケートを実施した。質問項目は、2021-22シーズンのベストプレイヤーは誰か、今オフの最高or最低の移籍はどれか、今オフ最も驚いた移籍はどれか、なぜ最近はタンキングをするチームが少ないのか、両カンファレンスのファイナリストと優勝チームはどこか、というものだった。

このなかで来季のベストプレイヤーは、ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)とケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)がそれぞれ5票ずつ投じられていた。この結果にツイッターで反応を示したのが、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)だ。近年のケガや今年12月に37歳となる年齢を理由に票を得られなかったというキングは、「ありがとう!」と投稿している。

無論、素直に喜んでいるわけではないだろう。こうした評価を覆すための、新たな発奮材料として捉えているはずだ。来季19年目を迎えるジェームズだが、今なおトップクラスの実力を有しているのは誰もが認めるところ。また、ジェームズがレイカーズに入団するもプレイオフ進出を逃した2019年に行なった同じ調査では今回と同じく0票だったが、翌2019-20シーズンはチームを頂点に導いている。

今オフ、レイカーズはラッセル・ウェストブルックやドワイト・ハワードなど、積極的な補強を行なっている。誰がベストかを証明するべく、ジェームズは新シーズンに向けてさらにやる気をみなぎらせているに違いない。

ベストプレイヤー以外のアンケート結果は以下の通り。

■最も良かった今オフの移籍は?
1位 カイル・ラウリー(ラプターズ→ヒート):5票
2位 ジェイレン・サッグス(ゴンザガ大→マジック):2票
3位 ラッセル・ウェストブルックの放出(ウィザーズ):1票
―  シカゴ・ブルズの補強:1票
―  パティ・ミルズ(スパーズ→ネッツ):1票

■最も悪かった今オフの移籍は?
1位 デマー・デローザン(スパーズ→ブルズ):3票
―  ペリカンズの補強:3票
3位 レイカーズのラッセル・ウェストブルック獲得:2票
4位 ダグ・マクダーモット(ペイサーズ→スパーズ):1票
―  ジェフ・グリーンとの再契約を見送ったネッツ:1票

■最も驚いた今オフの移籍は?
1位 デニス・シュルーダー(レイカーズ→セルティックス):3票
2位 ケンバ・ウォーカーのバイアウト→ニックス契約:2票
3位 ブレイザーズの動き:1票
―  マーベリックスの動き:1票
―  パティ・ミルズ(スパーズ→ネッツ):1票
―  ラッセル・ウェストブルック(ウィザーズ→レイカーズ):1票
―  サンズのクリス・ポールの再契約:1票

■なぜタンキングするチームが少なくなったか?
1位 ドラフトロッタリーのオッズ平均化:3票
―  最近のプレイオフは小都市のチームも成功を収められている:3票
3位 プレイイン・トーナメントがあるから:2票
―  フロントオフィスの入れ替わりが少なくなった:2票

■2021-22シーズンのファイナリストと優勝予想
イースト
1位 ネッツ:7票
2位 バックス:2票
3位 ヒート:1票

ウェスト
1位 レイカーズ:5票
2位 ウォリアーズ:2票
―  ジャズ:2票
4位 ナゲッツ:1票

優勝
1位 ネッツ:6票
2位 レイカーズ:2票
3位 バックス:1票
―  ヒート:1票



(C)2021 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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