新加入デマー・デローザンがザック・ラビーンを称賛「ウイングでこれほどの選手と一緒にプレイしたことはない」

昨季リーグ7位の平均27.4得点を挙げたラビーンのポテンシャルに太鼓判

シカゴ・ブルズのデマー・デローザンは今夏、3シーズンを過ごしたサンアントニオ・スパーズを離れ、3年総額8400万ドル（約94億3000万円）の契約で加入した。オールスター出場4回を誇る32歳は、エースのザック・ラビーンを称賛している。『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が伝えた。

過去3年連続でシーズン20勝台、プレイオフにも進出できない低迷期にあったブルズは今オフ、デローザンやロンゾ・ボール、アレックス・カルーソら堅実な補強に成功した。

プレシーズン初戦のクリーブランド・キャバリアーズ戦（131-95）ではラビーンが25得点、デローザンが13得点、カルーソが10アシストを記録。続くニューオーリンズ・ペリカンズ戦（121-85）でもラビーンが21得点、ボールが19得点、デローザンが12得点とチームが機能し、2連勝を飾っている。

これまでトロント・ラプターズとスパーズで計12年間プレイし、2013-14シーズンから8年連続で平均20得点以上を記録しているデローザンは、昨季リーグ7位の平均27.4得点を挙げた26歳のラビーンに一目置いている。

「ザック・ラビーンの才能はリーグの中でも素晴らしいものだ。ウイングポジションでザックのような選手とこれまでのキャリアで一緒にプレイしたことはない。凄いヤツだよ。僕のキャリアの全てを共有し、一緒に勝ちたいと思っている」

デローザンとラビーンのデュオ、さらに司令塔ボール、インサイドにはニコラ・ブーチェビッチもおり、今季のブルズはイーストのダークホースになるかもしれない。

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