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3ポイント歴代最多記録更新が迫るステフィン・カリー、弟の前で偉業達成なるか【12/12(日)午前10時30分 ウォリアーズ対76ers】

NBA Rakuten / 2021年12月10日 18時15分

あと10本決めれば通算3ポイント成功数で歴代トップに


日本時間12月12日(現地11日)、ウェルズ・ファーゴ・センターでフィラデルフィア・76ers(14勝12敗)とゴールデンステイト・ウォリアーズ(21勝4敗)が対戦する。この試合ではウォリアーズのステフィン・カリーがレイ・アレン(元ボストン・セルティックスほか)が保持する通算3ポイント成功数の歴代最多記録(2973本)を更新できるかに注目が集まる。


憧れの人も認めた“歴代最高シューター”


2009年ドラフト全体1巡目7位指名でウォリアーズに入団してから、今季で13年目のシーズンを戦うカリーのキャリアは、3ポイントの記録で彩られてきた。シーズン最多成功数(402)、プレイオフ通算成功数(470)、NBAファイナル通算成功数(121)など数々の金字塔を打ち立て、そして遂に歴代最多の通算3ポイント成功数まであと10本と迫っている。

そんなカリーが幼少時代に憧れていたスターは、1987年から2005年までインディアナ・ペイサーズ一筋で活躍したレジー・ミラーだ。ミラーも歴代3位の成功数を誇るなど伝説的なシューターとして知られるが、「ドリブルからのシュート、そしてどんなに遠いところからでも決められる技術は彼だけ。個人的な意見だが、彼は歴代最高のシューターだ」とカリーのシュート力には脱帽している。


努力で築き上げた実力


レジェンドにそこまで言わしめるカリーだが、歴代最強のシュート力を得たのは単なる才能ではなく、並々ならぬ努力を積み重ねてきたからだ。今ではハーフコートの3ポイントも難なく放つようになったが、高校1年生時は身長170cm、体重59kgと小柄でパワーもなく、シュートを打つ際は胸からしか打てなかったという。

そんな姿を見ていた元NBA選手の父デルは、その年の夏休みにシュートを目の上から打てるようフォームの矯正に取り組んだ。「最もストレスが溜まった夏休みだった」当時をこう振り返ったカリーだが、そういった苦労を経て、歴史に名を残す偉大なシューターへと変貌を遂げたのだ。


「一番のライバル」弟セスの前で新記録達成を狙う


この試合で記録更新となれば、アレンよりも513試合少ないなかでの達成となる。驚異的なペースで本数を伸ばすなか、もちろん本人は記録更新を意識している。

「僕にとって本来のゴールはそれ(記録更新)ではなく勝つこと。だけど、これまでクレイジーなことがたくさん起きてきたよね」

これは同僚クレイ・トンプソンの1試合最多3ポイント成功数(14本)、そして通算3ポイント成功数の2つで新記録を樹立する可能性があった9日(同8日)のポートランド・トレイルブレイザーズ戦の前に語った言葉だ。結果的には6本の成功に終わったが、それでも「カリーなら」と思わせること自体が彼の偉大さを物語っている。

76ers戦ではプロとなって以降も「一番のライバル」だと“敵視”する弟セスと対峙する。勝利した前回対戦では「誇らしい、誇らしい弟だ」と76ersで最多の24点を挙げたセスを絶賛していたが、愛する弟の前で記録更新となれば喜びもひとしおだろう。1試合で10本は高いハードルだが、今季は4試合で9本の長距離砲沈めているだけに、この試合で決める可能性は十分だ。

果たして歴史的瞬間は訪れるのか。“歴代最高シューター”へのカウントダウンを見逃すな。


【アンケート】


この試合でステフィン・カリーは何本の3ポイントを決めると思いますか?



(C)2021 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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