この選手を見逃すな! NBAオールスター2022 注目プレイヤーガイド
NBA Rakuten / 2022年2月18日 18時32分
オールスターウィークエンドで注目すべき選手たちを紹介
日本時間2月19〜21日(現地18〜20日)にかけて、NBAオールスター2022がオハイオ州クリーブランドで開催される。メインとなるオールスターゲームを筆頭に、ダンクコンテストや3ポイントコンテストなど、様々なイベントが予定される年に一度の祭典の注目選手を紹介する。
地元開催に燃えるレブロン・ジェームズ
オールスター出場は、歴代2位タイの18度目となるレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)。18年連続の先発選出は史上最長で、オールスターゲームにおける通算最多得点記録(389)も保持するなど、祭典でも“キング”たる存在感を示している。もはややり残したことはないように思えるが、今回は自身初となる故郷クリーブランドでの開催。そのため「負けるわけにはいかないね」と一際闘志を燃やしている。
オールスターのロスター決めがドラフト形式になってから、オールスター投票の最多得票者として毎年キャプテンを務めているジェームズ。ここまで4戦全勝の負けなしだが、今回も昨年に続きステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)と怪物トリオを形成し、無敗記録継続を狙う。もしもMVPを勝ち取ることができれば、敬愛するコービー・ブライアント(レイカーズ)たちと並ぶ史上最多タイの4度目。果たして愛する地元でトロフィーを掲げることはできるか。
キャバリアーズの若手三銃士
今季のサプライズチームとしてリーグを沸かせる地元クリーブランド・キャバリアーズからは、3選手がオールスターウィークエンドに参戦する。司令塔のダリアス・ガーランド(22歳)とビッグマンのジャレット・アレン(23歳)は、ともに初のオールスター本戦出場。そしてルーキーのエバン・モーブリーは、ライジングスターズに出場予定となっている。
それぞれの試合での活躍に期待するのはもちろんだが、気になるのは3人が「チーム・キャブズ」として出場するスキルズチャレンジだ。今年からチーム種目となった同イベントでは、シュート、パスといった技術のほかにも選手同士のちょっとした連携も問われることに。普段から練習で多くの時間を過ごす3人の結束力は固く、アドバンテージになることは間違いないだろう。他2チームとの差を見せつけ、地元優勝を飾りたいところだ。
夢を叶えたデジャンテ・マレー
デジャンテ・マレー(サンアントニオ・スパーズ)は、オールスターのファン投票において本戦に選出された27人の中で最下位(12位)と最も知名度が低かった選手だ。しかし、今季は平均19.9点、8.3リバウンド、9.3アシストと、あわやシーズントリプルダブルを達成しようかというハイパフォーマンスをひっそりと披露中。自慢の守備でも、リーグトップの平均2スティールとその実力に疑いの余地はない。
怪我で欠場するドレイモンド・グリーン(ウォリアーズ)の代役に選ばれたマレーだが、グレッグ・ポポビッチHC(ヘッドコーチ)からそのニュースを聞かされた際には、嬉しさのあまり家族とともに涙を流したという。ギャングが集う街で育ち、ドラフトではそのメンバーではないかという噂が上がってロッタリー漏れ。NBA入り後も2018年に右ひざ前十字靭帯を断裂して1年を棒に振るなど、これまでに数々の苦難を乗り越えてきたマレー。「いつの日かオールスターに出場する」とツイートを残した2016年のドラフトから6年。ついに立つ夢舞台での躍動が期待される。
オールスター初選出のハイライト製造機コンビ
ともに初選出となるラメロ・ボール(シャーロット・ホーネッツ)と、ジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)の両ポイントガードも要注目だ。オールスターの醍醐味と言えば、普段の試合ではあまり見られないド派手なダンクやパス、ドリブルなどがあるが、その点に関して2人はうってつけのタレントと言える。
ビハインド・ザ・バック・パスなど華麗なテクニックでファンを魅了するボールは、オールスターについて「僕にぴったりのイベントだね」と語っており、試合を盛り上げる気満々。対するモラントも、オールスターMVPを狙うと公言するなどやる気は十分で、その超人的な跳躍力を活かした豪快なダンクを必ず見せてくれるだろう。両選手はチーム・デュラントに入っているため、ボールのロブパスからモラントが豪快に叩き込むアリウープなど、今季最高のハイライトプレイが見られるかもしれない。
カール・アンソニー・タウンズが狙うは“史上初”の快挙
ウェスト7位と健闘するミネソタ・ティンバーウルブズを牽引し、自身3年ぶりのオールスターに選出されたカール・アンソニー・タウンズ。本戦での活躍にも期待だが、それ以上に注目なのはビッグマンとして唯一参戦する3ポイントコンテストだ。
フリースローのごとく、ほぼジャンプしないシュートスタイルで、今季は3ポイント成功率40.9%と高い数字を記録。ビッグマンとしては、当時ウルブズに所属していた2012年のケビン・ラブ(キャバリアーズ)以来の優勝を狙う。また、タウンズは2016年にスキルズチャレンジを制しており、もし今回の3ポイントコンテストで優勝できれば両イベントを制覇した史上初のビッグマンに。何でもできる器用な万能センターが、歴史に名を残せるか注目となる。
なるか昨季のリベンジ、オビ・トッピン
スター選手の参戦がなかったスラムダンクコンテストでは、2年連続での出場となるオビ・トッピン(ニューヨーク・ニックス)に期待。昨季はわずか1票差で惜しくも優勝を逃しただけでなく、レジェンドのマジック・ジョンソン(元ロサンゼルス・レイカーズ)が大会を振り返って「これまでのダンクコンテストと比べてあまり楽しくなかった」と語るなど、悔しい結果に終わった。
今季は試合中に豪快なウインドミルやトマホークダンクを叩き込むだけでなく、空中でボールを股に通すイーストベイダンクを披露するなど、ダンクへの異常なこだわりを披露している。ニックスの選手で唯一のオールスターイベント参戦となるが、今季明るい話題の少ないチームを奮い立たせるためにも、トロフィーをニューヨークに持ち帰りたいところだ。
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