佳境のMVPレース最新版発表 ハイスコア連発のデビン・ブッカーがトップ5へ浮上
NBA Rakuten / 2022年4月3日 3時0分
MVPオッズはヨキッチ、エンビード、アデトクンボの順で人気
NBAの2021-22シーズンは間もなくレギュラーシーズンが終了する。『NBA.com』のマイケル・C・ライト記者は、“MVP査定”の最新版を公開。リーグ最高勝率を記録するフェニックス・サンズのデビン・ブッカーがトップ5入りを果たしている。
1位に返り咲いたのは、昨季MVPのニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)だ。日本時間3月27日(現地26日)のオクラホマシティ・サンダー戦からの3連勝の間、平均32.7得点、14.6リバウンド、9.3アシストを記録し、2位からランクアップを果たした。
2位には、ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)が3位から浮上した。4月1日(同3月31日)、敵地でのブルックリン・ネッツ戦で、英雄カリーム・アブドゥル・ジャバーが持つフランチャイズ通算最多得点記録(1万4172得点)を更新。「謙虚かつ、ハングリーのままでいれば、より多くのことを成し遂げられる」と話し、同僚ジュルー・ホリデーも「間違いなくMVPで、間違いなく最も優れた選手。フリースロー、3ポイントとゲームを大幅に改善した」とエースを称賛している。
ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・76ers)が前回1位から3位へ後退。チームが3連敗を喫したのが響いたが、平均34.3得点、14.7リバウンドと奮闘した大黒柱に責任のすべてを負わせられないだろう。
4位はリーグ8位の平均27.0得点を挙げているジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)がキープ。5位には3月に月間平均30.1得点、6.1アシスト、フィールドゴール成功率52.5%、3ポイント成功率41.3%と好成績を残したブッカーが7位から浮上した。
そのほか、6位にルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス/前回5位)、7位にデマー・デローザン(シカゴ・ブルズ/前回8位)、8位にジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ/前回6位)、9位にケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ/前回9位)、10位にカール・アンソニー・タウンズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ/前回10位)と続いている。
なお、『Caesars Sportsbook』によるMVPオッズでは、ヨキッチが-200(1.50倍)、エンビードが+200(3.00倍)、アデトクンボが+500(6.00倍)とトップ3につけ、ブッカーが+6000(61.00倍)で最も“大穴”扱いとなっている。
(C)2022 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.
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