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ホークスはトレイ・ヤングがエースでは勝てない? 米記者が持論展開「ベストプレイヤーならタイトルを獲れるが…」

NBA Rakuten / 2022年5月1日 11時13分

ヤングのスコアラーとしての比重が大きいため、ほかの頼れるオプションも確保が必要


アトランタ・ホークスはプレイオフ1回戦でシリーズ成績1勝4敗とマイアミ・ヒートに屈し、2021-22シーズンが終了した。『DEADSPIN』のショーン・ベックウィズ記者は、主軸のトレイ・ヤングが得点の第1オプションであるうちはリーグ優勝できないと主張している。

レギュラーシーズン43勝39敗のホークスはプレイイン・トーナメントを経て、第8シードでプレイオフ1回戦へ進出。53勝29敗で第1シードを獲得したヒートと対戦したが、カンファレンス決勝まで勝ち進んだ昨季から一転、今季は1回戦敗退を喫する結果となった。

ヒートとのシリーズではエースのヤングが不振。5試合で平均15.4得点、5.0リバウンド、6.0アシスト、特にフィールドゴール22/69(成功率31.9%)、3ポイント7/38(成功率18.4%)、ターンーオーバー31回とミスや効率の悪さが目についた。

「ホークスのプレイオフ1回戦敗退は、トレイ・ヤングを戦犯にできる」

ベックウィズ記者はこのように綴り、ホークスが抱える“課題”について触れている。

「No.1オプションであることが、チームでベストプレイヤーでいることと同義ではない。ホークスはヤングがベストプレイヤーならタイトルを獲れるが、スコアラーとしての脅威だけにとどまるとタイトルは獲得できない」

ヤングはNBA4年目の今季、リーグ4位の平均28.4得点、3.7リバウンド、同3位の9.7アシスト、フィールドゴール成功率46.0%、3ポイント成功率38.2%、フリースロー成功率90.4%と好成績をマーク。チームにはほかにジョン・コリンズ、ディアンドレ・ハンター、ボグダン・ボグダノビッチといった選手はいるが、頼れるスコアラーがヤング以外にいない点は、対戦相手からすれば対策が練りやすいだろう。

記事では、「ステフィン・カリーはポイントガードではない」と前置きしたうえで、デトロイト・ピストンズのアイザイア・トーマスは2度の優勝を果たし、得点王4回のアレン・アイバーソンもNBAファイナル進出は経験しているが、クリス・ポール(フェニックス・サンズ)は真のトップスコアラーと一緒にプレイするまでファイナルに進出できなかった歴史に言及。「ヤングは信じられない才能を持ったパサーだが、ディフェンスはトップレベルにはない」とも指摘している。

ヤングがゲームメイクにも比重を置けるように、頼れるスコアラーの確保がホークスの重要課題となりそうだ。



(C)2022 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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