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【NBAドラフト2022】注目選手紹介:フロントコート編

NBA Rakuten / 2022年6月21日 15時0分

6月24日に開催されるNBAドラフト2022での注目選手を紹介


オフシーズンの一大イベントであるNBAドラフト2022が、日本時間6月24(現地23日)にバークレイズ・センターで開催される(NBA Rakutenでも当日午前8時30分から配信予定)。今年のドラフトは上位3位指名を独占すると言われるほどフロントコートの人材が豊作だ。その中でも特に注目を浴びる選手たちを紹介する。


チェット・ホルムグレン



生年月日:2002年5月1日(20歳)
身長・体重:213cm・88kg
ポジション:C
出身大学:ゴンザガ大
昨季成績:平均14.1点、9.9リバウンド、1.9アシスト、3.7ブロック、FG成功率60.7%、3ポイント成功率39%
NBA比較選手:クリスタプス・ポルジンギス(ワシントン・ウィザーズ)
指名予想順位:全体1位〜3位

「次世代のスーパースター」とも称される今ドラフト最注目のビッグマン。特にディフェンスは、今年の候補生の中で随一の実力を誇る。身長213cm、ウイングスパン226cmという圧倒的な高さとリーチを活かして、WCC(ウェスト・コースト・カンファレンス)トップの平均3.7ブロックを記録。リムプロテクターとしては申し分なく、ペリメーターでも軽快なフットワークで相手オフェンスを苦しめた。

攻撃面ではペネトレーションや外からのシュートを得意とし、ガード並みの技術を披露。比較されるクリスタプス・ポルジンギス(ワシントン・ウィザーズ)以上に線が細く、怪我の耐久性を不安視されるが、将来性は間違いないだろう。なお、全体1位指名権を保持するオーランド・マジックのジェイレン・サッグスは高校時代のチームメイト。


ジャバリ・スミス



生年月日:2003年5月13日(19歳)
身長・体重:208cm・100kg
ポジション:PF
出身大学:オーバーン大
昨季成績:平均16.9点、7.4リバウンド、2.0アシスト、1.1スティール、1.0ブロック、FG成功率42.9%、3ポイント成功率42%
NBA比較選手:ジャレン・ジャクソンJr.(メンフィス・グリズリーズ)/ラシャード・ルイス(元オーランド・マジックほか)
指名予想順位:全体1位〜3位

トップ指名候補としてホルムグレンと並び評される2ウェイプレイヤーは、精度の高いジャンプシュートを武器に得点を重ねる。NCAAのディビジョン1に所属する身長208cm超えの1年生としては、ケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)以来の3ポイント成功70本以上(79)、フリースロー成功100本以上(131)を記録した。

ガードのような機動力に加え、高い打点から放つシュートは正確無比。その反面、ジャンプシュートに固執する傾向があり、ボールハンドリングを強化して得点のバリエーションを増やすことが今後の課題になる。ただ、その他で大きな穴はなく、守備では複数ポジションを守れる万能性があり、ピック&ロールでのスイッチ対応も苦にしていない。攻守両面で熱心な点も、スカウトの評価を高める魅力的な要素となっている。


パオロ・バンケロ



生年月日:2002年11月12日(19歳)
身長・体重:208cm・113kg
ポジション:PF
出身大学:デューク大
昨季成績:平均17.2点、7.8リバウンド、3.2アシスト、1.1スティール、0.9ブロック、FG成功率47.8%、3ポイント成功率33.8%
NBA比較選手:ジュリアス・ランドル(ニューヨーク・ニックス)
指名予想順位:全体1位〜3位

全米No.1の大学を決めるNCAAトーナメントで、チームをベスト4に導いた1年生エース。ペネトレーション、ミドルレンジ、3ポイントシュートと、様々な得点パターンを駆使するスタイルは完成度が高く、チーム最多の平均17.2点を記録した。また、パス捌きの評価も高く、プレイメイカーとしても機能する。

しかし、39試合で25点以上を記録したのはわずか1試合のみと、名門のエースとしては爆発力にやや物足りなさを感じさせるのも事実。また、試合中に消極的になるシーンも見られ、それを不安視するスカウトの声もあるようだ。とはいえ、ドラフト屈指のタレントであることに疑いはなく、順当に行けば上位指名は確実だろう。ちなみに母親は、2000年のWNBAドラフトで3巡目指名を受けたロンダ・バンケーロ。


キーガン・マレー



生年月日:2000年8月19日(21歳)
身長・体重:203cm・102kg
ポジション:PF
出身大学:アイオワ大
昨季成績:平均23.5点、8.7リバウンド、1.5アシスト、1.3スティール、1.9ブロック、FG成功率55.4%、3ポイント成功率39.8%
NBA比較選手:パスカル・シアカム(トロント・ラプターズ)/トバイアス・ハリス(フィラデルフィア・76ers)
指名予想順位:全体4位〜10位

2年生となった昨季は平均得点(7.2→23.5)、リバウンド(5.1→8.7)、3ポイント成功率(29.6%→39.8%)の成績が1年目から大幅にアップし、一気に評価を上げた。35試合で1桁得点はわずか1度のみと安定感も光る。また、スモールラインアップではセンターにも対応できるフィジカルの強さも持つ。

巧みなポストプレイに加え、シュートタッチは柔らかくミドルから3ポイントまでとレンジが広い。ミスマッチを見つければ積極的に得点を狙いに行くうまさも見せる。ペリメーターディフェンスに難があり改善の必要はあるが、リムプロテクターとして活躍できる素質がある。全体5位前後での指名が濃厚とされている。


AJ・グリフィン



生年月日:2003年8月25日(18歳)
身長・体重:198cm・101kg
ポジション:SF
出身大学:デューク大
昨季成績:平均10.4点、3.9リバウンド、1.0アシスト、0.5スティール、0.6ブロック、FG成功率49.3%、3ポイント成功率44.7%
NBA比較選手:ジェイレン・ブラウン(ボストン・セルティックス)/サディック・ベイ(デトロイト・ピストンズ)
指名予想順位:全体10位〜15位

昨季3ポイント成功率44.7%(71/159)をマークした、今ドラフト屈指の3ポイントシューター。タレント揃いのデューク大でもその任務に徹し、存在感を発揮した。ウイングとしては典型的なサイズだが、ウイングスパンは驚異の213cmを誇り、パワーフォワードにも対応できる。現地2月6日に行われた敵地でのノースカロライナ大戦では、ライバル相手に27点を記録するなどスコアラーとしての素質を見せつけた。

スポットアップシューターとして1年目からNBAで活躍するポテンシャルは十分にあるが、コンスタントに出場するためには守備の改善が鍵となる。また、実力では十指に入るが、高校(左ひざ)と大学(右ひざ)でひざを怪我しており、その影響から指名順位が落ちる可能性も。父親は元NBA選手で、現在はトロント・ラプターズのアシスタントコーチを勤めるエイドリアン・グリフィン。


ジェレミー・ソーハン



生年月日:2003年5月20日(19歳)
身長・体重:206 cm・104 kg
ポジション:PF
出身大学:ベイラー大
昨季成績:平均9.2点、6.4リバウンド、1.8アシスト、1.3スティール、0.7ブロック、FG成功率47.4%、3ポイント成功率29.6%
NBA比較選手:ドレイモンド・グリーン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)
指名予想順位:全体10位〜20位

高いバスケIQ、気持ちを全面に出すハッスルプレイが持ち味の万能ディフェンダー。フットワークが軽く、スピードがある選手相手にも屈せず、ポイントガードからセンターの全ポジションに対応できる。

ビッグマンながらボールハンドリングも優れており、自ら速攻を展開することも。オフェンススキルは荒削りで、シュート力も3ポイント成功率29.6%、フリースロー成功率58.9%と課題が残るが、リバウンドやスクリーンなど汚れ仕事を全うする貴重なロールプレイヤーとして重宝されるだろう。オクラホマ州で生まれたが母はポーランド出身。ユーロバスケット2022ではポーランド代表としてプレイした。


ジェイレン・デューレン



生年月日:2003年11月18日(18歳)
身長・体重:211cm・113kg
ポジション:C
出身大学:メンフィス大
昨季成績:平均12.0点、8.1リバウンド、1.3アシスト、0.8スティール、2.1ブロック、FG成功率59.7%
比較選手:ロバート・ウィリアムズ3世(ボストン・セルティックス)
指名予想順位:全体10位〜20位

「身体能力の塊」という言葉が相応しいアスリートタイプのビッグマン。ウイングスパン226cmというリーチを武器に、昨シーズンはAAC(アメリカン・アスレチック・カンファレンス)でトップとなる平均8.1リバウンド、2.1ブロックをマークし、守備の要として存在感を発揮した。

ボールへの反応が素早く、ウィークサイドヘルプが秀逸で、将来は最優秀守備選手賞を獲得するポテンシャルを秘めている。攻撃エリアは主にペイント内と狭いが、パスを供給してくれる相棒さえ見つかればフィニッシャーとしては十分活躍が見込める。守備型のセンターを探していたチームにとっては、ピッタリの存在と言えるだろう。


その他注目選手


マーク・ウィリアムズ
生年月日:2001年12月16日(20歳)
身長・体重:218cm・110kg
ポジション:C
出身大学:デューク大
昨季成績:平均11.2点、7.4リバウンド、0.9アシスト、0.5スティール、2.8ブロック、FG成功率72.1%
指名予想順位:全体15位〜30位

ウスマン・ジェング
生年月日:2003年3月21日(19歳)
身長・体重:208cm・93kg
ポジション:SF
出身国:フランス
昨季成績:平均11.4点、8.1リバウンド、0.9アシスト、1.1スティール、4.6ブロック、FG成功率60.8%、3ポイント成功率20%
指名予想順位:全体15位〜30位

タリ・イーソン
生年月日:2001年5月10日(21歳)
身長・体重:203cm・98kg
ポジション:PF
出身大学:LSU
昨季成績:平均16.9点、6.6リバウンド、1.0アシスト、1.9スティール、1.1ブロック、FG成功率52.1%、3ポイント成功率35.9%
指名予想順位:全体15位〜30位

ウォーカー・ケスラー
生年月日:2001年7月26日(21歳)
身長・体重:216cm・116kg
ポジション:C
出身大学:オーバーン大
昨季成績:平均11.4点、8.1リバウンド、0.9アシスト、1.1スティール、4.6ブロック、FG成功率60.8%、3ポイント成功率20%
指名予想順位:全体25位〜60位



(C)2022 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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