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【2022-23シーズン】全30チームプレビュー:ロサンゼルス・クリッパーズ

NBA Rakuten / 2022年10月2日 12時0分

レナード、ジョージ、ウォールのビッグ3体制で上位を狙う


NBAは日本時間10月19日(現地18日)に、2022-23シーズンが開幕する。NBA Rakutenではシーズンを前に、各チームの戦力状況や見どころを1チームずつ紹介していく。


大黒柱レナードの完全復活なるか


昨季のロサンゼルス・クリッパーズは、大黒柱のカワイ・レナードが右膝前十字靭帯部分断裂の回復に時間を要してシーズン全休、“第2の男”ポール・ジョージも平均24.3得点、6.9リバウンド、5.7アシスト、2.2スティールの成績は残したが、右肘の内側側副靭帯断裂により51試合を欠場。そんななかでも42勝40敗とチーム力の高さを見せたものの、ニューオーリンズ・ペリカンズとのプレイイン・トーナメントで敗れてプレイオフ進出はならなかった。

上位を目指すうえでは、レナードの完全復活は不可欠だ。過去5シーズンで出場試合数はわずか178。それでも、最優秀守備選手賞受賞2回、史上初めて東西でファイナルMVPに輝くなど、現NBAでトップクラスの攻守万能プレイヤーであるのは間違いない。「ウェイトで身体の強化に努めてきた。ジャンプする時に痛めた足で跳ぶのを無意識に避けてしまうこともない。すごく良い感じだし、シーズンがどうなるか楽しみだ」と語っており、長いリハビリ生活の鬱憤を晴らしたいところだ。


司令塔ウォールがラストピースに?


オフのイン/アウトは最小限で、昨季平均8.3得点、4.9リバウンドを記録したバックアップセンターのアイザイア・ハーテンシュタインがニューヨーク・ニックスへ移籍した一方、主立った新戦力はヒューストン・ロケッツとのバイアウトが成立して無制限FA(フリーエージェント)となったジョン・ウォールのみだ。サラリーキャップを超え、ドラフト指名権も(2019年7月に)ジョージのサイン&トレードで放出済みの状況だけに、ウォールとミッドレベルで2年契約を結べたのはポジティブに捉えていいだろう。

ウォールはアキレス腱断裂の過去があり、昨季はロケッツのチーム事情によりシーズン全休とコンディションに不安を抱えているのは間違いない。それでも、オールスター出場5回を誇り、健康であれば得点力のあるプレイメーカーとして計算できる。二枚看板の1人であるジョージは、「彼は間違いなくこのチームが必要としていたピースだ。最も大きいのはトランジションゲーム。それは俺たちに欠けていたものだった」と新たな同僚に期待を寄せている。


レナードとジョージに依存しないオプション確保へ


攻撃の中心はレナードとジョージが担うのは間違いない。逆に言えば、対戦相手から見てもそれは明らかで、当然対策を練ってくる。レナード不在で代役エースを担ったジョージも、出場した試合ではチームトップの1試合平均20.5本のシュートを放ち、FG成功率は42.1%止まり。2人が不調に陥ると、スコアリングで苦労する可能性が高くなる。

新シーズンはスーパーサブに回る見込みのレジー・ジャクソン、キャリア通算の3ポイント成功率42.5%をマークしているルーク・ケナード、得点力に長けるノーマン・パウエル、昨季32歳にしてキャリア2番目に高い平均15.4得点を挙げたマーカス・モリスらが、どれだけサポートできるかに懸かっている。実力者が揃い総合力の高さはリーグ屈指なだけに、選手たちが上手く噛み合えば優勝争いに絡んでくるだろう。


■2021-22シーズン チームスタッツ
平均得点:108.4(23位)
平均失点:108.4(11位)
得失点差:±0(18位)
平均リバウンド:44.0(19位)
平均アシスト:24.0(16位)
平均スティール:7.4(15位)
平均ブロック:5.0(8位)
FG成功率:45.8%(21位)
3ポイント成功率:37.4%(3位)
FT成功率:79.3%(9位)
オフェンシブ・レーティング:109.5(25位)
ディフェンシブ・レーティング:109.5(8位)
※カッコ内はリーグ順位



(C)2022 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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