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【2022-23シーズン】全30チームプレビュー:ニューオーリンズ・ペリカンズ

NBA Rakuten / 2022年10月7日 13時0分

ウィリアムソンを中心にダークホースに名乗り


NBAは日本時間10月19日(現地18日)に、2022-23シーズンが開幕する。NBA Rakutenではシーズンを前に、各チームの戦力状況や見どころを1チームずつ紹介していく。


ウィリアムソンがシーズンフル稼働できるか


ニューオーリンズ・ペリカンズは昨季、3勝16敗の最悪のスタートから36勝46敗まで持ち直し、プレイイン・トーナメントを勝ち上がってプレイオフに進出。1回戦で第1シードのフェニックス・サンズ相手にシリーズ第6戦まで持ち込む善戦を見せた。若きエースのザイオン・ウィリアムソンが右足骨折でシーズン全休したなかでこの成果となれば、復活が見込まれる新シーズンに期待が高まるのも当然だろう。

プロ3年間で141試合を欠場しているウィリアムソンに対し、チームは今夏に5年総額1億9400万ドル(約281億円)の大型契約を提示して合意。トレーナーとシェフのサポートを受けてシャープな状態をキープしており、平均27.0得点、FG成功率61%以上を記録した2020-21シーズンと同等の活躍が望まれる。本人も「みんなを待たせてしまって悪かった。チームにとって最善の努力をするつもりだ」と語り、4年目の大爆発に向けて虎視眈々と牙を研ぐ。


ウィリアムソン、イングラム、マッカラムのビッグ3の相性は?


CJ・マッカラムは今年2月にポートランド・トレイルブレイザーズからトレードで加入した直後、「まだ直接話したことがない」とウィリアムソンとのコミュニケーション不足が取り沙汰された。「3人のケミストリーこそ、成功の鍵」。そう話すマッカラムは、オフシーズンにイングラムとウィリアムソンに連絡を取ろうとするも、応答がなかったことも話題となった。

全員が平均20得点以上を挙げられる実力者だが、連携が取れなければチームバランスが崩れかねない。イングラム、マッカラムの2人が、どれだけウィリアムソンにボールを供給できるかは一つのポイントになる。ペリカンズは昨季、3ポイント成功率(33.2%)がリーグ27位と低迷。シーズン途中加入のマッカラムは39.4%を記録した一方、イングラムは32.7%止まりで、ウィリアムソンもキャリア通算の3ポイント成功率は33.3%にとどまる。イングラムが「ニューオーリンズにチャンピオンシップをもたらすことを目指す」と語る目標を成し遂げるためには、ビッグ3が“最高のプレイ”を見せることが不可欠だ。


守備力強化でカンファレンス6位以上を狙う


ペリカンズは昨季ラスト2か月、ディフェンスでトップ10入りの好数値をマーク。ただ、守備面で成長を見せたイングラムに対し、マッカラムとウィリアムソンは決してディフェンスが得意な選手ではない。プレイオフへのストレートインとなるカンファレンス6位以上を目指すには2人の奮起が期待されるとともに、昨プレイオフでストッパーとして名を上げたハーバート・ジョーンズや、“忍者スティール”で知られるホセ・アルバラードは隠れたキーマンとなるかもしれない。

2022年のドラフト全体41位で指名したEJ・リデルが、右膝前十字靭帯断裂の修復手術を受けて無期限の離脱。同8位のダイソン・ダニエルズ、ジャクソン・ヘイズやトレイ・マーフィー3世といった若手がどれだけ貢献できるかにも注目だ。


■2021-22シーズン チームスタッツ
平均得点:109.3(21位)
平均失点:110.3(13位)
得失点差:-1.0(21位)
平均リバウンド:45.2(11位)
平均アシスト:25.0(13位)
平均スティール:8.3(7位)
平均ブロック:4.0(26位)
FG成功率:45.7%(23位)
3ポイント成功率:33.2%(27位)
FT成功率:78.9%(10位)
オフェンシブ・レーティング:111.2(19位)
ディフェンシブ・レーティング:112.0(18位)
※カッコ内はリーグ順位



(C)2022 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

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