ネッツのケビン・デュラントがご意見番シャックの“八村軽視”発言に言及「シャキールはバスケットボールを知らないのか？」

しのぎを削ってきたレブロンのことは「バスケ選手の前例を作ってきた」とリスペクト

ブルックリン・ネッツのケビン・デュラントは、右膝靭帯捻挫で戦線を離脱している。その間、リーグで起こる出来事に関して思うことがあるようだ。

リーグ優勝2回、シーズンMVP1回など、現代を代表するスーパースターのデュラントが噛みついた相手がレジェンドセンターのシャキール・オニールだ。ロサンゼルス・レイカーズは、日本時間1月24日（現地23日）にトレードでワシントン・ウィザーズから八村塁を獲得した。しかし、シャックは米テレビ局『TNT』の番組『NBA on TNT』で、「（リーグの）トップ10プレイヤーでなければ、俺は誰だか分からない」と八村を補強したレイカーズの動きに否定的な見解を示した。

“ご意見番”のこの発言を受け、八村と同じ日本人選手の渡邊雄太とネッツでプレイするデュラントは自身のツイッターに、「シャキールはバスケットボールを知らないのか？」と、過小評価するような傾向に待ったをかけた。

また、デュラントは日本時間1月28日（同27日）に行われたクリーブランド・キャバリアーズ対オクラホマシティ・サンダー戦中継内の『NBA Hooper Vision』で、偉人カリーム・アブドゥル・ジャバーの通算得点記録（3万8387点）更新を目前に控えるNBA20年目のレブロン・ジェームズ（レイカーズ）を称賛している。

「俺はずっとレブロンはスコアラーだと思っていた。パスをできるけど、彼はまずスコアラーだ。1試合50得点、平均27得点を記録する選手はまさにスコアラーだ。スコア第一で、パスもできるタイプ。だから、レブロンのことをパスファーストの選手と呼ぶのは、彼を過小評価している。彼はアスリートがなりたい姿の基準を設定している。これは誰もができることじゃない。いわば選手の最も偉大な形。長い間、バスケットボール選手の前例を作ってきた」

スーパースターであるデュラントだからこそ、発する言葉にも重みが感じられる。

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