クリッパーズのタロン・ルーHCが「レイカーズは高いレベルでプレイしている」と同地区ライバルを警戒

ウェストブルックにとっては移籍後初の古巣戦

日本時間4月6日（現地5日）、ロサンゼルス・クリッパーズは同地区のライバルであるロサンゼルス・レイカーズと対戦する。両チームは開幕、クリスマスなど節目でマッチアップしてきたが、レギュラーシーズン最終盤で迎えるこの一戦はプレイオフの第6シード以内を確定できるか、プレイイン・トーナメント行きとなるかを左右する一戦となりそうだ。

かつてレイカーズに在籍し、現在はクリッパーズでプレイするイビツァ・ズバッツは、「この試合は自分が経験したレイカーズとクリッパーズの試合において、最も重要な一戦だと思う。両チームにとってシーズン最大の試合になりそうだ。待ち切れないよ」と語っている。

また、クリッパーズのラッセル・ウェストブルックにとって、今季途中まで在籍していたレイカーズと対戦するのは移籍後初となる。新たなチームメイトとなったノーマン・パウエルは、「どんな選手にとっても、ついこの前まで一緒にいた選手がいるかつてのチームと対戦する時は相手を倒したいと思うもの。彼にとっても自分たちにとっても重要な試合だと思う」 と、ウェストブルックの気持ちを慮った。

クリッパーズは41勝38敗でウェスト5位、レイカーズは5日（同4日）のユタ・ジャズ戦前までに40勝38敗でウェスト7位につけている。レイカーズに対してクリッパーズは10連勝を記録しているが、ポール・ジョージを失った状態での戦いを強いられる。

クリッパーズのタロン・ルーHC（ヘッドコーチ）は、「レイカーズは高いレベルでプレイしている。今回はお互いにとって、今季初めて重要な意味を持つ直接対戦となる。楽しみだよ。どうなるか見てみようじゃないか。（レイカーズ相手に）なぜここまで善戦できたのかは分からないが、明日は違うだろう」 と語っている。

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