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ウォリアーズ、オフシーズンに向けての優先順位

NBA Rakuten / 2019年5月10日 10時41分



 


今夏でケビン・デュラントとクレイ・トンプソンが契約満了を迎えるウォーリアーズはオフシーズンも何かと忙しくなりそうだ。

今シーズン序盤から移籍が囁かれているデュラントとチームに残る意向を示しているが契約の金額によっては移籍も視野に入れているトンプソンのどちらを優先的に経営陣は引き留めるのだろうか。

ESPNのステフェン・A・スミス氏によると、ウォーリアーズの経営陣は、複数の専門家からトンプソンとの再契約を優先するべきとのアドバイスを受けているという。自立心が強く、意思決定はチームのオファー内容に関わらず自分で行いたいデュラント。一方で、チームに残る意向を強く示しているトンプソン。トンプソンを金額面の不一致と言う理由だけで手放してしまう事だけは何としてでも避けなければならない。そう考えると専門家たちのアドバイスは理に適っているのではないだろうか。

また、同じくESPNのエイドリアン・ヲジュナロスキー氏は自身の番組で以下の通り述べている。「もし5年、1億9千万ドルのマックス契約が提示されればクレイ・トンプソンはステフェン・カーリーと共にウォーリアーズに残るだろう。しかし、それより少額なら彼の移籍は免れないだろう。そうなればクリッパーズに移籍する確率が高い。」

ウォーリアーズとしてはもちろんデュラントとトンプソンの両方に残って欲しいはずだ。今シーズン3連覇目を狙う同チームが、今後も最強のフランチャイズとして歴史に名を残していく為には両方とも失いたくない重要なパズルピースである事は間違いない。しかし、デュラントのキャップスペースを残す為にトンプソンにマックス契約を与えず、結果的に両方とも失ってしまう事になってしまえば、それこそ本末転倒だ。

ウォーリアーズの経営陣にとって、今年のオフシーズンに最も避けたいのはデュラントとトンプソンの両方を失ってしまう事。チームの意思決定に縛られないワイルドカードのデュラントを引き留めるよりも、チームに残りたいトンプソンに1ドルでも多くのオファーを提示し、チームに残ってもらう事に注力するべきだろう。2016年の金額面によるマイアミ・ヒートとドウェイン・ウェイドの決別の二の舞にならない事を願いたい。



(C)2019 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.



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