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トロント・ラプターズとドレイクのジンクス

NBA Rakuten / 2019年5月14日 10時47分



 


トロント出身の人気ラッパー、ドレイクは、トロント・ラプターズのグローバルアンバサダーとして活動しており、チームのナンバー1ファンとしてラプターズ戦のコートサイドに座り、選手や他のセレブたちと絡んでいる姿が度々メディアに露出されている。

そんなドレイクが応援するスポーツチームは何故か試合に負けてしまう事が多く、その現象は世界中で「Drake Curse(ドレイクのジンクス)」と呼ばれている。そして今回、このジンクスを逆手に取ったことで、ドレイクの応援するラプターズが勝利したとして、自身のインスタグラムに上げた投稿が話題を呼んでいた。

3対3で迎えた東カンファレンスのトロント・ラプターズとフィラデルフィア・セブンティシクサーズのシリーズ第7戦、カワイ・レナード率いるラプターズは、今シーズン最もドラマチックな勝利を飾り、カンファレンスのファイナルズに進んだ。

第4クオーター残り4.2秒、90対90の同点でスローインからボールを受けたレナードはドリブルでボールを運び、エンドコートぎりぎりでシュート。ブザービートと共にリングを4回跳ねたボールはゆっくりとリングを通過、ラプターズが勝利した瞬間だった。

ラプターズの勝利の瞬間を自身のインスタグラムのストーリーに投稿したドレイク、カメラがテレビの前で喜ぶ仲間たちを捉え、最終スコアが映し出されるテレビ画面へ。そして、動画の最後に映し出されたドレイクが履くショーツにはセブンティシクサーズの文字。彼は相手チームのユニフォームを着ることにより、ドレイクのジンクスを逆に利用したのだった。

一方で、ドレイクのジンクスと呼ばれる由来は幾つかある。4月のNHLプレイオフシリーズのラウンド1、トロント・メープルリーフスとボストン・ブルーインズの第4戦にドレイクがリーフスのユニフォームを身にまとい応援に駆け付けると、リーフスは6対4でブルーインズに敗れた。

また、同じく4月には、サッカーのパリ・サンジェルマンFCのレイヴァン・クルザワがドレイクと撮った写真を自身のインスタグラムに投稿した。するとその2日後のリール戦でサンジェルマンFCは5対1で大敗している。これを受けてASローマは冗談を交えて、チームの公式ツイッターから「シーズン期間中、ローマに所属する全ての選手にドレイクとの写真撮影を禁ずる」というツイートをするほど、ドレイクのジンクスは話題となっていた。

そして、ドレイクのジンクスは過去にも、アメフト、総合格闘、テニスといった様々なスポーツで起きていた。

今回のラプターズの勝因に、「Drake Curse(ドレイクのジンクス)」が関係していたかは分からない。しかし、ドレイクが相手チームのユニフォームを着て応援していたこと、そしてラプターズが勝利したことは紛れもない事実である。



(C)2019 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.



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