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ドラマ『ゴールデンカムイ 』プロデューサーがオススメするWOWOWドラマ4選

Rエンタメディア / 2024年10月4日 12時0分

ドラマ『ゴールデンカムイ 』プロデューサーがオススメするWOWOWドラマ4選

野田サトルの人気コミック『ゴールデンカムイ』。明治末期、日露戦争終結直後の北海道を舞台に、金塊を巡るバトルが描かれているこの作品を2024年1月に山﨑賢人主演で実写映画化し、大ヒットを記録した。そして、映画版の迫力と臨場感はそのままに、その続きを描くドラマ『連続ドラマW ゴールデンカムイ―北海道刺青囚人争奪編―』(WOWOW)が10月6日(日)にスタートする。
インタビュー前編では放送スタートを前にしてWOWOWプロデューサーの植田春菜氏にドラマの見どころなどを語ってもらった。
また後編では、植田氏がセレクトした、おすすめのWOWOWオリジナルドラマについて伺った。
(取材・文:田中隆信)


●0.5の男


松田龍平さん主演、沖田修一監督による連続ドラマで、“ホームドラマ”は企画を通しづらいジャンルなんですが、沖田監督という作家性のあるクリエイターと家族の話が作れたら面白そうだなというところでご一緒させて頂くことができました。今、他の配信サービスでも多くの方に見ていただけてるようで、WOWOW以外でもそういうジャンルが見られていることがすごく嬉しいなと思いました。ひきこもりの男性が主人公の家族の物語ですが、重苦しく扱っていないながらも、社会の流れから離脱した人と家族や周囲はどういう関係を築いていくのかを描いています。同僚から「エンタメの皮を被った社会派」と評してもらえたのが印象的です。こういう作品を生み出す場がWOWOWにあるということを再確認しましたし、今後もまたこのようなジャンルのドラマを作れたらいいなと思っています。

●ながたんと青と -いちかの料理帖-


漫画原作のドラマで、グルメとヒューマンのドラマで私も一視聴者としてすごく好きな作品です。30分枠ですごく見やすいですし、グルメものなので毎回美味しそうなお料理が出てきますけど、ちゃんと縦軸のヒューマンドラマもあって、少しいびつな夫婦が主人公ですす。最初は形式的に夫婦になった2人が、次第にちゃんとした夫婦になっていくという姿が描かれています。“家族”という形になっているのにまだ恋愛している最中の、付き合いたてのカップルみたいなもどかしい感じが、縦軸の話として進行していくのが女性視聴者としては胸キュンします。京都が舞台で、戦後まもない時代なので、時代性も感じながら見てもらえたらいいなと思います。

●マークスの山


髙村薫さんの小説が原作のドラマで、「連続ドラマW」を代表する作品の一つなのでおすすめ作品にぜひ入れたいと思いました。私が入社した頃に放送されていたドラマで、『下町ロケット』など「連続ドラマW」をずっと手がけていたプロデューサーが担当していて、このドラマを初めて見た時、「すごい!なんて海外ドラマみたいな中毒性のある造りのドラマなんだろう!?」と衝撃を受けました。視聴者を煽るような作品で、気持ちが全部持っていかれる、ハラハラドキドキさせられる構成がすごいという印象がありました。こういうジャンルがWOWOWの代表作になっていた時代の作品で、最近また見返したんですけど、映像表現も冬の雪山などのおどろおどろしい雰囲気が色褪せてなくて、本物の作品だと再認識しました。

●両刃の斧


これも最近のWOWOWの鉄板ジャンルの作品です。主演の柴田恭兵さんと井浦新さんのお芝居も本当に素晴らしいですし、ドラマ作りのお手本としても「こういう作品の作り方を目指さないといけないな」と思いながら見ていました。視聴者が求めている「次、どうなるんだろう?」というハラハラする部分を作りながら、最後はカタルシスがあるヒューマンドラマになっていて、泣ける背景が明かされていくのに惹きこまれました。あと、ポスタービジュアルがめちゃくちゃかっこいいんです。ポスターからも気迫が伝わってきます。

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