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80年代SF映画の色あせない魅力、名監督作品&隠れた名作をピックアップ

Rエンタメディア / 2024年10月12日 12時0分

SF作品を多く生み出しているジョン・カーペンター監督。タイトルのとおり、描かれるのは1997年で、いまとなってはすでに過去だけれど、巧みな設定で面白い。犯罪率が400%を超えて、ニューヨークのマンハッタン島が巨大な刑務所と化した世界。そこにテロリストに乗っ取られた大統領専用機が不時着し、大統領が拉致される。元特殊部隊隊員のスネーク(カート・ラッセル)は、体内に24時間後に爆発する爆弾を注入され、大統領を救うよう命じられる。ユートピア(理想郷)の対義語となるディストピアなSF映画の名作だ。

●『トロン:オリジナル』(1982年)


映画史上初めて本格的なCGを導入したSF作品で、現映画監督のティム・バートンがディズニー・スタジオのアニメーターだった時代に制作に携わったとされる。電子の世界に送り込まれてしまった天才的なコンピューター・プログラマーの主人公フリン(ジェフ・ブリッジス)が生死をかけたゲームに挑むことに。ソフトウェアメーカーの総合制御システム、MCP(マスター・コントロール・プログラム)を電子の世界を支配する者とするなど擬人化し、コンピューターの世界を見せる先見の明にうなる。人気は続き、2010年に続編『トロン・レガシー』が制作され、2025年には第3弾の『トロン:アレス(原題)』が劇場公開される予定だ。

●『ブロブ』(1988年)


ハリウッドスターのスティーブ・マックイーンが初主演した『マックイーンの絶対の危機』(1958年)をリメイク。アメリカの田舎町の森の中に隕石が落下。その中には、人間を体内に吸収し、巨大化するアメーバ状の生物“ブロブ”が潜んでいたというストーリー。隕石を見つけたホームレスに始まり、町の人々を次々と襲うブロブの恐怖。ブロブが天井から降ってきたり、排水溝に引きずり込んだり、壁の隙間からじわじわ侵入したり。ドキドキするパニック感と、ブロブの謎、その撃退へと、ちょっとB級感もあるのだけれど、見始めたら最後まで引き付けられる。

(文・神野栄子)

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