平野綾、“お騒がせ娘”から大成長!? 新アルバムが充実の仕上がりに

リアルサウンド / 2014年2月24日 17時16分

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 平野綾が2月22〜23日の2日間限定でツイッターに復帰し、2月19日に発売した約4年ぶりとなるオリジナルアルバム『vivid』をファンとともに視聴した。

 平野綾は、22日の23時前に「もしも〜し?Twitterの皆様お久しぶりです!あと3分程でTwitter一斉視聴会始まるよ!」と、ツイートを開始。その後、「RIOTが大人になってLogicになりました(笑)」と、かつての代表曲のひとつ「RIOT GIRL」と、新アルバム収録曲の「Logic Girl」を比較することで、自身の成長をアピールしたり、ファンからの「綾ROCKも好きだけど、あーやのバラードが大好き」というツイートに対し、「最近やっとバラード歌えるようになったの!そう言ってもらえると嬉しい!」と返すなど、楽曲を通してファンとの交流を深めた。

 平野綾は2006年、声優としてテレビアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』の涼宮ハルヒ役を演じ、大きく知名度を上げた。また、歌手としての活動も長く、2003年には伊藤彩華、吉田有希とともに音楽ユニット・Springsとしてデビュー。その後、2006年にはシングル『Breakthrough』でソロ活動を開始。アニメファンの支持もあり、一定の人気を集めてきた。いっぽう、歯に衣着せぬ発言でツイッターが炎上することも少なくなく、2013年5月22日にはツイートを終了している。

 まさに「RIOT GIRL」の名にふさわしい一面も持っていた平野綾は、今作ではどのような音楽的成長を遂げたのか。ポップミュージックや声優に詳しいライターの田口俊輔氏は、彼女の表現の変化について、次のように語っている。

「デビュー初期の彼女はロック的な要素の強い楽曲が多く、張りのある声が魅力的なシンガーでした。自らが表現したいことが明確にある感じで、ともすれば“演じている感”が出てしまいがちなプロダクションの中でも、自分らしさを失っていなかったと思います。ただ、勢いまかせで一本調子なところも少なからずありました。ところが最近は歌唱法がだんだんとテクニカルになり、表現の幅が広がってきた印象を受けます」

 今作のテーマは、平野綾自身が「今、歌いたいテーマ、楽曲」とのことで、ロック調の楽曲のみならず、自身初となるバラード「Promise」や、エレクトロ色の強い「TO×××IC」など、幅広いジャンルの音楽が収録されている。そうしたアプローチができるようになった背景には、平野綾の人間的な成長もあるのでは、と田口氏は指摘する。

「周知の通り、平野さんはアンチに叩かれることも少なくなかったミュージシャンです。しかし、それでも歌手活動を続けてこれたのは、音楽に対して真摯に向き合おうという気持ちが強かったからではないでしょうか。彼女なりに地道にやってきたことの結晶が、今回のアルバムなのかと。バラードに挑戦するなど、音楽性にも幅広さが生まれているのは、彼女自身が良い意味で大人になったことの証かもしれませんね」

 声優として一躍脚光を浴びながらも、舌禍が多く、良くも悪くもたくさんの話題を振りまいてきた平野綾。シンガーとして本格的に評価が高まるのは、これからなのかもしれない。(松下博夫)

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