嵐のニューシングル『GUTS!』の聴きどころとは? ドラマチックな曲構成を読み解く

リアルサウンド / 2014年4月12日 17時0分

 嵐の今年2作目となる待望のシングル『GUTS !』が4月30日にリリースされる。前作『Bittersweet』からおよそ2か月ぶりとなる同シングルは、メンバー二宮和也が教師役で主演する日本テレビ系ドラマ『弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』の主題歌。すでにドラマを観て「GUTS !」を耳にしたファンも多いだろう。今回はリリースに先駆け同曲の「聴きどころ」をお伝えする。なお、本記事はラジオ等で現在流れている音源を元に執筆しており、一部発売されるCDのものとは内容が異なる可能性があることをあらかじめお断りしておく。

(参考:嵐『アラフェス‘13』映像作品化に歓喜の声 野外イベントならではの見どころとは?)

 まずはイントロ。四つ打ちのキックにメロディラインを激しく動くベース、壮大なシンセサウンドという典型的なダンスミュージックに乗って「na na na…」と5人全員の合唱で幕を開ける。 Aメロに入るとリズム隊に切れのあるギターのカッティングが加わり、曲はマイナー調でシリアスな雰囲気へ。ユニゾンで歌われる歌詞も「確かな答えなんて見つかるはずもなくて」「夢をみることも容易くはない」と現実の厳しさや困難さを歌う言葉が続く。それがBメロでは一転、ゆったりとしたテンポで「光のない荒野を一人 いざ行け」と歌うと、そこからリズムは加速して行き、続くサビを前に期待は最高潮へ。そしてサビ。嵐の真骨頂である勢いに乗った大合唱で「viva青春 胸を張れ!」とエールを送り、イントロの「na na na…」へと戻る。以上が「GUTS !」の大まかな構成だ。

歌詞に耳を傾けると、「君はひとりじゃない」「常識なんて吹き飛ばせ」「雨に打たれ風に吹かれ僕らは向かう」といったように、これから新しいことに向かって頑張ろうとしている人や厳しい現実を前に苦闘している人を勇気づけるフレーズを聴き取ることができる。嵐のキャリアにおいても屈指の応援歌と呼べるだろう。進学や就職などが重なるこの季節、環境の変化にとまどい不安になることも多い。そんな時に「GUTS !」聴くと自分はひとりじゃない、もう一歩前へ進んでみようと励まされるはずだ。先述のドラマは二宮扮する新人教師が弱小野球部の監督となり、甲子園出場を目指すというストーリー。この曲は嵐という「先生」によるアドバイスが詰まった青春アンセム、そんな風に感じられた。

 『GUTS !』はDVDと12ページの歌詞ブックレットが付属する初回限定盤とCDのみの通常盤の2タイプが発売され、カップリングにはそれぞれ別の楽曲「FLY」(初回限定盤)「君が笑えるように」「Love Wonderland」(通常盤)が収録される。ファンならぜひ両方とも抑えておきたいアイテムだ。(北濱信哉)

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