嵐・大野智が『GUTS!』に示した自信 実力作家陣によるカップリング曲も聴き応えアリ

リアルサウンド / 2014年5月11日 10時0分

 4月30日に発売された嵐39作目のシングル『GUTS!』。初週売上50.1万枚を記録し、オリコンの週間シングルランキングで堂々の1位を記録した。嵐のシングル首位獲得は2004年リリースの『PIKA★★NCHI DOUBLE』から32作連続で通算39作目。シングル首位獲得数記録で歴代1位のB’zと7作差の2位につけている。表題曲については記事【「嵐『GUTS!』50万枚超えチャート1位に 楽曲に込められた「音楽的仕掛け」とは?」】でその作りについて音楽理論を交え詳細に分析しているので、今回はカップリングに収録された3曲について紹介していこう。

 まずは初回限定盤に収録された「Fly」。作詞はこれまで「truth」「Lotus」「Breathless」など嵐のヒット曲を多数手がけてきたHYDRANT氏、作曲は嵐の他にも柴咲コウやSKE48、板野友美などにも楽曲提供をしてきた渡辺泰司氏。そして編曲は数多くのジャニーズ楽曲を担当してきたファンにはお馴染みの吉岡たく氏である。盤石の布陣で制作された同曲は近未来感漂うEDM。四つ打ちのキックにきらびやかなシンセサウンド、そしてボコーダーのかかった嵐のボーカルが乗るダンスミュージックだ。タイトル通り天空へと飛翔しそうなアッパーチューン、コンサートでフロア全体がダンスホールへと化す光景が目に浮かぶ。

 通常版に収録の「君が笑えるように」は切ないラブソング。作詞・作曲はこれまでRSPやdream、大島麻衣などの楽曲を手がけてきたKOSH氏(作詞はMacoto56と共作)、編曲を務めたのは櫻井翔の友人とも知られ、これまたジャニーズファンには馴染みの深いha-j氏だ。曲は音数の少ないピアノとアコースティックギターのシンプルな伴奏で始まり、冒頭から二宮和也と櫻井翔のソロが続く。Bメロからはリズム隊にストリングスが加わり、サビでは「さよなら」の合唱。「これから君が笑えるように」と続く、別れと新たなはじまりを優しく歌ったバラードである。

 同じく通常版に収録された「Love Wonderland」は「君が笑えるように」から一転、軽快なギターのカッティングが印象的なポップソング。作詞・作曲から編曲まで務めたのはヒップホップ・R&BミュージシャンでPALM DRIVEを率いるAKIRA氏(作曲・編曲はU-TA氏と共作)。アレンジも含めて一聴するとSMAPの曲と間違えそうなサウンドで、これまでの嵐にはなかったテイストの楽曲だ。底抜けに明るい調子でとにかく楽しい気分になれるので、これまたコンサートで盛り上がりそう。ちなみに「Love Wonderland」は二宮と相葉雅紀、松本潤のお気に入りソングだという。

 4月30日に放送された『ARASHI DISCOVERY』(FMヨコハマ)の中で大野智は「今回のシングルはカップリング曲もいっぱい入っていて、それぞれが異なる毛色に仕上がっている。曲の幅がとても広いので、きっとカップリング曲も楽しんでもらえるはず」と語っている。その言葉に違わず、本記事で取り上げた3曲はどれもテイストの異なる聴き応えのあるものばかりだ。ぜひ初回限定盤と通常版の両方を手にとって、それぞれの曲を聴き比べしてみて欲しい。(北濱信哉)

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