嵐・大野智の歌声が美しい“夏のアンセム”も 『誰も知らない』カップリング曲を分析

リアルサウンド / 2014年5月31日 11時0分

 嵐の44枚目となるシングル『誰も知らない』が5月28日にリリースされた。大野智が主演を務めるドラマ「死神くん」の主題歌でもある同曲、リリースからわずか2日で32.9万枚を売り上げオリコンデイリーランキングでは堂々の1位を獲得している。リード曲に関しては以前リアルサウンドでレビューを書いているので(参照記事:嵐・大野智のボーカルはどう進化したか 新シングル『誰も知らない』の楽曲&ダンスを分析)、今回はカップリングに収録された3曲について紹介していこう。

 まずは初回限定盤に収録された「おかえり」。今年1月にシングル「イマジン」でデビューした音楽ユニットUSAGIのギタリストで、これまでにも「冬を抱きしめて」や「YOUR SONG」などの楽曲を嵐に提供してきた杉山勝彦が作詞・作曲を務めた同曲は、愛する人の優しさや暖かさ、大切さを歌った胸が締めつけられるようなバラード。メンバー全員が30代、家族を持っていてもおかしくない年齢になった今だからこそ、これまで以上に説得力を持って響くハートフルな楽曲だ。

 続いて通常盤に収録された「Keep on tryin'」。作詞・作曲、編曲を務めたのは、昨年リリースされた『Endless Game』のカップリング曲「モノクロ」の作曲でも知られるGK(作詞・作曲はTOMと共作)。ワウの効いたギターに「トゥルトゥトゥ…」とメンバー全員の歌で始まるミドルテンポのファンキーな同曲は、冒頭から「Dancin’ to the music 夜が明けるまで」とパーティーの始まりを告げてスタートする。AメロからBメロ、そしてサビへと目まぐるしく変化する曲調、そしてサビでは最高にキャッチーなメロディで「Try and try!」。これまでの嵐の楽曲にはあまりなかったチャレンジングな作風の意欲作に仕上がっている。

 「ミラクル・サマー」は作詞を「CONFUSION」「君が笑えるように」で知られるMacoto56、作曲はジャニーズファンにはお馴染みのChristofer Erixon・Joakim Bjornberg ・川口進という盤石の布陣で制作された曲。ストリングスやブラスのアレンジ、そしてメロディラインに至るまでまで徹頭徹尾「これぞジャニーズサウンド」という王道の楽曲だ。これからの季節が待ち遠しくなる、新たな夏のアンセムが完成。最後のサビ直前で「どこまでも君と」と歌う伸びやかな大野の歌声がとても美しい。

 以上、駆け足ではあるがカップリング3曲について紹介した。そのどれもが毛色の違うバラエティ豊かな収録曲。初回限定盤と通常版、両アイテムとも手にとって聴き比べてみたい。(北濱信哉)

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