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リヴァプール元主将が語る30年ぶりのリーグ制覇。「僕がトロフィーを空高く掲げ、チームが勝利の雄叫びを上げた」

REAL SPORTS / 2024年7月12日 7時3分

9シーズンにわたって指揮をとった名将ユルゲン・クロップの退任により、ひとつの時代に終わりを告げたリヴァプール。本稿ではクロップとともに新たな黄金時代を築き上げたジョーダン・ヘンダーソンの自著『CAPTAIN ジョーダン・ヘンダーソン自伝』の抜粋を通して、主に2015-16シーズン以降にリヴァプールが歩んだ軌跡に焦点を当てて振り返る。今回は2019-20シーズンのイングランド・プレミアリーグの終盤戦、コロナ禍という史上最大の試練の中で勝ち取った30年ぶりのリーグ制覇について。

(文=ジョーダン・ヘンダーソン、訳=岩崎晋也、写真=代表撮影/ロイター/アフロ)

奇妙なマージーサイド・ダービー

あのエヴァートン戦は、イングランド国内では経験したことのないものだった。いつもは敵意にあふれた満員の観衆がいるのに、このときは無人で、フィールドのあらゆる音が聞こえてきた。僕はびっしりと埋まった、敵意むき出しのグディソン・パークの観衆が好きだ。リヴァプールの選手たちはそれを愛している。なくなってはじめて、どれほどそれを愛し、戦う動機としてきたかに気づかされた。全員がその状況に適応しなければならなかった。

試合は0対0で引き分けた。それ以前も、以後も、決してないだろう奇妙なマージーサイド・ダービーだった。静寂が支配していた。それは前に進むためには、避けられないものだったのだろう。両チームともそれを乗り越えなければならなかった。そのあとは、もう少しリラックスしてつぎの試合、本拠地でのクリスタル・パレス戦に臨むことができた。

あの晩のアンフィールドでは、強い感情が湧きあがってきた。ロックダウン前には、この試合は優勝を決めるかもしれない一戦に当たっていた。もし実現していたらと思うと、とてつもない雰囲気だったことが想像された。だから、空のスタジアムで「ユール・ネバー・ウォーク・アローン」が流れたとき、ここに足を運び、キックオフ前にこのチャントを聞くことを喜んだであろう観客のことを考えると、僕たちは心が動かされ、鼓舞された。その試合の僕たちは最高のプレーをした。

カウンタープレスは的確で、鋭く貪欲だった。僕たちはパレスを圧倒した。トレント(アレクサンダー・アーノルド)はすばらしいフリーキックを決めた。壁の上を越えるボールで、キーパーにはどうすることもできないシュートだった。

2点目は、ファビーニョの最高のスルーパスに走りこんだモー(モハメド・サラー)。ファビーニョはさらに、豪快な3点目を叩きこんだ。ついでモーがワンタッチですばらしいパスをサディオ(マネ)に通し、サディオがキーパーのウェイン・ヘネシーの手の届かないところに蹴りこんで4点目が入った。

スタジアムには観衆の声がなかった。テレビ放映のときは人工的な音声による声援が加えられたが、フィールドではそれまでとまるで異なる雰囲気だった。僕はペナルティエリアに選手が密集しているときにボレーを打ったが、ポストに跳ね返された。アンフィールドの揺れるほどの大観衆のなかでは、普通は気づくこともないような金属音が響いた。ゴールが入らなかったことが音でわかるほどだったが、結局は大きな違いではなかった。この試合とパフォーマンスで、優勝がまた一歩近づいた。

優勝目前まで迫ってはいるが、まだ何も勝ち取ってはいない

試合後の更衣室は格別だった。選手たちはロッカーを叩きはじめ、しかもその音はどんどん大きくなっていった。みなの感情が高ぶっていった。そこには独特の雰囲気が生まれ、勝利の祝福が始まった。

このパレス戦での勝利は安堵をもたらした。パフォーマンスもよく、しかも優勝をさらにたぐり寄せたのだ。エネルギーと安堵感がともに充満していた。僕は祝福にほとんど加わらなかったが、すさまじい音が響いていた。

僕は落ち着いていた。まだ、そのときではない。カップ戦やチャンピオンズリーグの決勝で勝ったのならば全身全霊で祝うが、まだ何も勝ち取ってはいない。たしかに優勝目前まで迫ってはいるが、まだ確定はしていない。僕としては、もう誰も追いつけないところまで到達するまでは感情も祝福も取っておきたかった。この試合ではまだ何も決まっていない。だから踊らなかった。つぎの試合――8日後に、敵地でのマンチェスター・シティ戦――がある。そこで優勝を決めたら祝福すればいい。

そしてまた、罪悪感が忍びこんできた。僕はファンがそこにいられないことに、彼らの身になってというだけでなく、自分自身が納得いかない思いを抱いていた。クラブがこれほど長く追い求めてきた優勝なのに、ファンがいなければべつのものになってしまう。リヴァプールのファンはサッカーに取り憑かれているうえ、リーグ優勝を30年も待っていたのだ。彼らがその場にいて、選手たちとそれを分かちあうことができないのは過酷なことだ。それはファンだけでなく、選手にとっても同じだ。それくらい優勝は大きなことなのだ。

ユルゲンは「今晩決まるような気がする」と言った

翌日、6月25日の朝、僕たちはメルウッドでリカバリー・セッションをした。その移動中に、数人で連絡を取り、その晩集まる方法はないだろうかと話しあった。マンチェスター・シティはこの日のスタンフォード・ブリッジでのチェルシー戦で、勝たなければ優勝の目が消える。

多くの選手は彼らがポイントを落とすことはないと考えていたが、ユルゲンはちがった。メルウッドに集まった僕たちに、今晩決まるような気がする、みなでフォームビー・ホール・ホテルへ行こう、と言った。ユルゲンは一軍のバブル全員を、選手やコーチだけでなく、ユニフォーム係やメディカルスタッフ、マッサージ師にいたるまでその晩フォームビー・ホールに呼び寄せた。

2016年には、レスターが優勝を決めた晩に、ジェイミー・ヴァーディが自宅でパーティを開いたが、今回は規制があり、僕やほかの選手の家に集まることはできなかった。家に集合すればルール違反になってしまうが、フォームビー・ホールならば大丈夫だ。リヴァプールのバブルに含まれる全員が規則に従い、責任を持って、仕事の一環としてそこにいることができる。

ホテルにはほかの宿泊客は入れなかったので、スタッフが食事を準備する必要があった。そこで野外でバーベキューをし、中庭にテレビスクリーンを用意し、食事をしながらチェルシー対シティ戦を観ることにした。序盤はシティが試合を支配していたため雰囲気は静かだったが、ハーフタイムの10分前に、クリスチャン・プリシッチがエデルソンの脇を抜いてゴールを決めた。それで雰囲気はがらりと変わった。ケヴィン・デ・ブライネが強烈なフリーキックで同点にしても、誰も気落ちしなかった。

そして終了13分前に、熱狂的な騒ぎになる。シティのゴール前で混戦になり、そこでフェルナンジーニョが手でボールを防いだ。審判ははじめ気づいていなかったが、VARで確認され、フェルナンジーニョは退場になり、チェルシーがPKを得た。僕たちがいる中庭は静まりかえった。ウィリアンが蹴る。そして決める。熱狂と興奮に包まれた。

全員で泣いて、抱きあって優勝を祝った

試合終了のときを待つ。ホイッスルが鳴ると、僕もついに祝福した。シティは僕たちから23ポイント離され、残り7試合では追いつくことができない。決まった。リヴァプールは30年ぶりにリーグ優勝を飾った。ようやく、僕はチームがそれを成し遂げ、もう誰にも奪われることはないと認めた。全員で抱きあい、ハイタッチをし、歌をうたった。喜びが爆発した。全員が集まっていたからこそ、それは特別な瞬間になった。

僕は感情が表に出るタイプだ。普段、ピッチの上でも感情をむき出しにしているが、このときはそんなものではなかった。彼らにとってどれほど大きなことかを思うと、感情があふれ出した。全員で泣いて、抱きあって優勝を祝った。なかには生涯のリヴァプールファンだという選手もいて、リーグ優勝したチームの一員であることが彼らにとってどれほど意味があるかに気づいた。

特別な夜になった。母と父に電話をかけ、話をすると、涙があふれてきた。父はうまく話せなかった。電話に出ているのはわかるのだが、こちらから声をかけても言葉は返ってこなかった。切れたのかと思ってスマートフォンの画面を見たが、それからようやく、つながっているけれど返答できないのだと気づいた。しばらくして、父はようやく言葉を絞り出し、僕とチームを誇りに思う、と言った。父の思いの深さに心を打たれた。胸がいっぱいになった。

電話を切ると、真っ赤になった目を隠すためにサングラスをかけ、少し落ち着きを取り戻してから2階に上がり、インタビューを受けた。フォームビー・ホール・ホテルにはチームとともに隔離されている人々しか入れなかったから、当然テレビ局もいない。ノートパソコンの画面上でスカイニュースと話をした。そのインタビュー中に、僕は席を立たなければならなかった。あまりに大きな感情に飲みこまれてしまったためだ。

ユルゲンも同様だった。スカイニュースのカメラは数か所に接続されていて、そのひとつがケニー・ダルグリッシュのところだった。ユルゲンはケニーの姿を見てこらえられなくなったようだ。ロンドンのスタジオにいたジェイミー・レドナップから声をかけられたとたん、涙が出てきた。

ジェイミー・キャラガーは、自宅にカメラが設置されていた。彼が明るくシャンパンの栓を抜き、「酔いつぶれるまで飲もう」と言ったとき、笑いがこらえられなくなり、そのあとすぐに席を外した。

最後のタイトルからの年数をからかうユナイテッドファンに…

僕の個人的な夢はチャンピオンズリーグの優勝だったから、マドリードのあの晩(編注:2018-19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝でトッテナムに勝利して優勝した夜)にそれを手に入れて、心を満たすことができた。だが同時に、クラブにとっては、国内でリーグ優勝することが、おそらくはチャンピオンズリーグよりも重要だということもわかっていた。チャンピオンズリーグでは、このクラブは感情を揺さぶるような輝かしい歴史を誇っている。だがプレミアリーグでは長期間にわたって優勝を逃しつづけており、トロフィー奪回はサポーターの切なる願いだった。

リヴァプールがかつてこのリーグの盟主だったことは、誰もがよく知っている。それを取り返すまでは、このチームにまだ未達成のものが残されていることを意味していた。リーグ優勝を叶えるまで、最後のタイトルからの年数をからかうユナイテッドファンに、同じことをやり返すことができるまで、ファンは決して満足しない。

いまやそれが叶ったのだ。僕たちはさらに成長しつつあり、自らの力で優勝を成し遂げ、クラブの歴史に新たなページを書きこんだ。ユルゲンは過去の名選手につねに敬意を払っているが、いまのチームが必ずやクラブの新たな物語を作り、新たな世代のファンの記憶に残るのだと確信していた。いまようやく、かつての巨人たちに肩を並べることができた。同等になったとはとても言えないが、国内最高のチームの呼び名を手に入れ、過去の偉大なチームと同じ幸福をサポーターにもたらすことで、そのすばらしい実績の一部をなぞることができた。

コップ・スタンドで授与式を行うことを提案

いまだかつて、無人のスタジアムでトロフィーが掲げられたことはなかった。プレミアリーグから希望の場所について質問され、国中がロックダウンのさなかにあることを考慮して、更衣室でやりたいと返答した。だが、リーグ側からは現実的ではないと指摘された。正式な授与式が行われるほか、カメラが入ることになっていた。また感染予防の面からも、狭い空間での開催は認められないとして、却下された。

僕はコップ・スタンドで行うことを提案した。コップ・スタンドはクラブの中心だ。そこでトロフィーの授与式を行えば、ファンとともにそれを掲げるのに近づけられるだろう。こうした経緯で、コップ・スタンドはバナーで装飾され、ヒルズボロの悲劇で亡くなった人々に捧げる言葉が掲示されることになった。スタンドの真ん中には、授与式のための表彰台が設置された。それこそ僕たちの19度目のトップリーグ優勝によるトロフィーを掲げるのに最も適した場所だと感じられた。

授与式は特別なものにしたかった。僕はこのときも、トロフィーを受けとる役目をミリー(ジェームズ・ミルナー)に託そうとした。入団してから、彼にはさまざまな面で助けてもらった。自らを最大限に生かしたキャリアを積んできた一流選手だが、実力に見合った評価を受けていない。一緒にプレーしたなかで、プロ意識の高さではいちばんだ。彼はすべてをきちんと行う。このチームの成功にも欠かせない存在で、人の目につかない裏側でさまざまな貢献をしている。

勤勉でリーダーシップがある選手だという評判は耳にするが、実は認識されていないだけで、世界最高の選手のひとりなのだ。ジェームズ・ミルナーはほかには存在しない。それだけははっきり言える。

「おまえが掲げるんだ。俺が下になって肩車するのならありかもしれないが、ともかくトロフィーを掲げるのはおまえだよ」

ユルゲンは主将をあまり重視していない。少なくとも…

また僕のいつもの癖が出ていた。リーダーにはなりたがるが、スポットライトを浴びるのは心地よくない。この優勝にはしっかりと貢献している。その点は心配していなかった。だがいつものように、貢献はしたが、こうして特別な役割を与えられるほどではないと考えてしまった。昔ながらの感覚が湧いてくる。僕がこれをもたらしたわけじゃない、と。テニスやゴルフのような個人スポーツならば問題ない。だがサッカーはチームでするものだ。トロフィーを勝ち取るのはチームであって、個人ではない。これはみんなのものだ。みんなが同じように身を捧げてきた。僕はただ、優勝したチームの主将だったにすぎない。歴史に残るのはこのチームであって、僕ではない。誰からも賞賛されるが、僕は納得していなかった。

ユルゲンは主将をあまり重視していない。少なくとも、イングランドに来たときはそうだった。ドイツには、最も長く在籍している選手が主将になるという文化がある。だからイギリス人のような、主将に対する思い入れはなかった。だがしだいに、その文化の相違を理解するようになっていったのだろう。

リヴァプールには偉大な主将の系譜があった。このクラブでは、主将は特別な存在だ。そして、主将になることを望んだのは僕自身だが、仲間を導き、助けたいと思っただけで、特別な存在になろうと思ったわけではない。

優勝したという事実、このチームの一員であること、そしてクラブチームとして最高峰の大会で優勝し、敬意を勝ち得たことだけで、僕にとっては十分な栄誉だ。それ以上は求めていなかった。同じくらいチームを引っ張っているミリーがトロフィーを受けとってはいけない理由などないはずだ。身をもって範を示し、ほかの選手たちの力を引き出すこと、そうしたチームの文化を支えるうえで、その働きは僕に劣らなかった。

フィルジル(ファン・ダイク)も、ロボ(アンディ・ロバートソン)もそうだ。チームにはたくさんのリーダーがいる。それは成功するチームには欠かせないものだ。そして得がたいものでもある。あのときユルゲン・クロップに出会っていなかったら、僕は選手としても人間としても、主将としても、いまのようにはなっていなかっただろう。彼は僕が成長し、そうした役割をこなせるようになるための力添えをしてくれた。彼こそトロフィーを掲げるにふさわしいのではないか。この優勝は彼がいたからこそ、また仲間たちがいたからこそ達成できたのだ。

僕がいたから、ではなく。

僕がトロフィーを空高く掲げ、チームが勝利の雄叫びを上げた

監督の指示に従い、できるかぎりの行動とプレーをしてきた。だがそれは、ほかのみんながいたからこそできたことだ。だからシーズンの終わりに、僕がFWA年間最優秀選手賞に選ばれたのはまったく意外だった。衝撃を受け、謙虚な気持ちになった。これはとりわけ、過去の受賞者として並ぶ偉大な選手たちを見ると、大きな栄誉だ。

コップ・スタンドに授与式のために特別に設置された舞台に上った。クラブのエンブレムが描かれたマスクをつけて、ケニーが立っていた。彼は僕を見るとハグをして、僕を誇りに思うと言ってくれた。それからプレミアリーグの最高経営責任者、リチャード・マスターズからメダルを手渡され、その当時のやりかたに従って、自分で首から下げた。それから台座に置かれたトロフィーを持ち、選手たちが待っている舞台に乗った。

ボビー(フィルミーノ)はクールなサングラスをかけ、フィルジルは両手を空に上げて感謝している。ロボは足踏みをし、サディオとカーティス・ジョーンズ、ナビ(ケイタ)はそれを自分のスマホで撮影している。モーは首から旗を下げ、ディヴ(ディヴォック・オリギ)は髪を銀色に染め、ミリーは笑い、ユルゲンは黒いベースボールキャップを逆さにかぶり、後ろのほうにいる。

こうしてコップ・スタンドに勢揃いしていることが、信じられないほど感動的なことに思えた。ファンの思いが感じられるようだった。現在のファンだけでなく、すでに亡くなったファンの思いも。長い年月のあいだにコップ・スタンドで応援した人、テラス席に立った人も席にすわった人もすべて。

「ユール・ネバー・ウォーク・アローン」を聞いた全員。土曜の午後や水曜の晩に無数のスカーフが高く掲げられるのを見た全員――そのひとり残らずが、僕がトロフィーを空高く掲げ、チームが勝利の雄叫びを上げたあの瞬間を分かちあった。僕はサンダーランドから、いつの日かリーグ優勝したいと願ってリヴァプールにやって来た。その思いはいま、現実になった。

【連載第1回】リヴァプール主将の腕章の重み。ジョーダン・ヘンダーソンの葛藤。これまで何度も「僕がいなくても」と考えてきた

【連載第2回】ジョーダン・ヘンダーソンが振り返る、リヴァプールがマドリードに敗れた経験の差。「勝つときも負けるときも全員一緒だ」

【連載第3回】クロップ率いるリヴァプールがCL決勝で見せた輝き。ジョーダン・ヘンダーソンが語る「あと一歩の男」との訣別

(本記事は東洋館出版社刊の書籍『CAPTAIN ジョーダン・ヘンダーソン自伝』から一部転載)

<了>

プレミアリーグ現地ファンに疎まれる存在? 「プラスチック・ファン」とは一体誰のこと??

シャビ・アロンソは降格圏クラブに何を植え付けたのか? 脆いチームを無敗優勝に導いた、レバークーゼン躍進の理由

[PROFILE]
ジョーダン・ヘンダーソン
1990年6月17日生まれ、イングランド・サンダーランド出身。サッカー選手。ポジションはMF。2015年から2023年までプレミアリーグのリヴァプールの主将を務め、UEFAチャンピオンズリーグ、UEFAスーパーカップ、クラブワールドカップ、(クラブにとって30年ぶりの)プレミアリーグ制覇といったタイトルを獲得。2021-22シーズンにはFAカップとリーグカップの珍しい2冠を成し遂げる。サッカー以外の分野でも、LGBT+のコミュニティをサポートしているほか、新型コロナウイルス蔓延中にはイギリスの国民保健サービス(NHS)を援助する「Players Together」キャンペーンで中心的な役割を果たした。この働きが認められ、2021年に大英帝国勲章(MBE)を与えられる。

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