南京事件追悼の日、中国で「あの動画」が再び注目を集める=「涙がこぼれた」「普通の日本人は良い人」

Record China / 2018年12月14日 12時0分

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中国で「南京大虐殺」の国家公祭日に当たる13日、南京市委員会宣伝部は中国版ツイッター・微博の公式アカウントで、ある動画を紹介した。写真は実験映像を撮影・投稿した大樹君の微博より。

中国で「南京大虐殺」の国家公祭日に当たる13日、南京市委員会宣伝部は中国版ツイッター・微博(ウェイボー)の公式アカウントで、ある動画を紹介した。

動画は、「日本人が南京の街中で道を尋ねたら、人々はどんな反応を示すか」という中国の実験映像。「日本から旅行で来ました。地下鉄駅に行きたいのですが…」と尋ねる女性に対し、南京の人々は親切に案内してくれる。

女性が「南京の人に助けてもらえるとは思っていませんでした」「南京の人は日本人が嫌いなんじゃないかと思って緊張しました」などと話すと、「日本人だからという理由や、南京大虐殺があったからといって、今ではほとんどの人はそんな考え持っていませんよ」「あなたが日本人だから危険な目に遭うということは絶対にありませんよ」「中国人は道理を重んじるのよ。あれは昔のこと。日本国民には関係ないことよ」「いいのいいの。あなたたちの世代には関係ないことよ」などと答えた。

そして、最後に登場する高齢の男性は、「日本人に対して、人々はみんな友好的だよ。悪いのは一部の人間さ。好戦的なね。歴史について追及はしないけど、忘れちゃいけない。忘れることは過去に対する裏切りだからね」と話している。

この動画は今年4月にNHKでも取り上げられ、話題になった。

ネットユーザーからは「実験だと分かっていたけど、涙がこぼれた」「感動した。歴史を大切にし、平和を愛そう」「最後のおじいさんがおっしゃることはすごく正しい」「私たちが憎んでいるのは日本軍国主義であって、日本の全部じゃない」「普通の日本人は良い人たち。当時の時代背景は複雑だった」といった声が寄せられている。

なお、中国政府は同日、南京大虐殺記念館で国家追悼式典を行ったが、昨年は出席した習近平(シー・ジンピン)国家主席ら最高指導部のメンバーは、今年は出席しなかった。(翻訳・編集/北田)

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